
潮干狩りは、子供から大人まで楽しめる春に行う行楽のひとつですよね。
しかし、今まで行ったことがない人からすると、ちょっと敷居が高く感じてしまうのが潮干狩りの特徴でもあります。
そんな人のために、潮干狩りに必須の持ち物や、失敗しない服装についてまとめたいと思います。
また、初めてでも大量ゲットできるよう、潮干狩りのコツも紹介するので、海に行く前に、是非チェックしておいて下さい。
目次
潮干狩りに必須の持ち物を一覧で紹介
潮干狩りに必ず必要な物や、持って行った方がいいものはいくつかあります。
うっかり忘れてしまわないよう、一覧でまとめました。
潮見表
潮干狩りは引き潮の時に行うので、地域の潮見表があれば潮干狩りに適した時間に行うことができます。
熊手
これがないと砂を掘れないので、必ず持っていきましょう。
選ぶポイントは先が尖ったものの方が掘りやすいのでおすすめですが、子供と行く時は安全面を重視して尖っていないものにしましょう。
ざる
網でもいいのですが、いちいち入れるのが面倒です。
ザルなら取ったらすぐ入れることができますし、溜まった貝を一気に洗えるので効率が良くなります。
ざるに貝が溜まってきたら網に移しましょう。
入れ物(貝入れ用)
採った貝を入れるための入れ物で、網がおすすめです。
網目が細かいと砂が落ちづらいので、ざるで砂をある程度落として網に入れてまとめておきましょう。
クーラーボックス・新聞紙・保冷剤(氷)
取った貝は、新聞紙に包み保冷材で熱さ対策を行い、元気なまま持って帰ります。
ペットボトル
水を入れて凍らせておけば、保冷材になりますし、貝の砂をはかせるために現地の海水を持って帰るのに使用します。
砂抜きについては、スーパーで買ったあさりの砂抜き方法!保存期限はどれくらい?を参考にして頂ければと思います。
絆創膏
潮干狩りは、貝殻で切ってしまうなど小さな怪我が多発します。
海水で消毒されるので、消毒液は必要ないですが、傷口を守る絆創膏はサイズ違いでいくつか用意しておきましょう。
着替え(特にズボン)
潮干狩りの際は、海に足が浸かりますし、場所によっては太ももまで入るところもあります。
自分の着替えはともかく、お子さんの着替えも一式は持って行った方がいいでしょう。
軽食、飲み物
潮干狩りに夢中になると水分補給を忘れがちになります。
水筒やペットボトルをクーラーに入れて持っていくようにしましょう。
ポケットにちょっとしたお菓子を忍ばせておくのもおすすめです。
ゴミ袋
食べ物、飲み物後のゴミや濡れた服などを入れるのに使用します。
多めに用意しておくと車内が汚れずに済みますよね。
潮干狩りに最適な服装について
持ち物と合わせてチェックしておきたいのが服装です。
現地についてから後悔しないように、潮干狩りに最適な服装で出かけましょう。
つばのある帽子
潮干狩りは、基本的に天気が良い日に行くため、日差しがキツく感じることも多いです。
帽子をかぶっていれば日焼けや日射病予防になります。
飛ばされないように帽子と服を止めておけるピンをセットで持っていくなど、工夫しておくことも大切ですね。
長袖
潮干狩りに夢中になっていると暑くなるかもしれないですが、日焼けや寒さ対策として長袖は必須です。
海は意外と風が冷たかったりするので、暑い日でも長袖を持っていく、もしくは着ていくようにしましょう。
長ズボン
おすすめなのは丈が長く柔らかい素材のズボンやジャージパンツです。
寒さ対策にもなりますし、暑い時は折って捲ることができるので便利です。
靴
潮干狩りポイントまでは貝殻などがあり素足では危ないので、長靴やサンダル(踵がとれないタイプ)を履いて行くようにしましょう。
貝殻も少なく歩きやすい砂浜は、厚めの靴下を履いておくだけでも作業がしやすいのでおすすめです。
ゴム手袋
意外とあると便利なのがゴム手袋です。
特に女性は爪の間に砂が入るのを嫌がる方が多いので、持っていくと便利です。
タオル
汗拭き用はもちろん、日よけ、拭き用など色々使えるので数枚持っていきましょう。
首に巻いて結んでおくと汗拭きにもなりますし、海に落ちることもないため非常に便利です。
潮干狩りで大量ゲットのコツは?
どうせ潮干狩りに行くなら、大量ゲットして帰りたいですよね。
今から、初心者でも大量ゲット出来るよう潮干狩りのコツについて紹介したいと思います。
干潮時に必ず行く
これは当たり前と言えばそうですが、初心者であれば最低限これだけは意識して潮干狩りに出向いて下さい。
「大潮」を狙う
潮の干満差が大きく遠くまで潮が引くので、いつもは深めのところにいる貝も採ることができます。
アサリの目を見つける
沖からの波を避けられる場所で、起伏している場所には“アサリの目”と呼ばれる水管の穴があります。
水管の穴の近くには必ずアサリがいるので、小さな穴ですが目を凝らして見つけてみましょう。
海藻付近を狙う
海藻の周辺にはプランクトンが多いため、餌につられてアサリもたくさん寄ってきます。
てっとり早く係員さんに聞いてしまう
ある意味、これが最も大量が期待できる方法と言えるでしょう。
一種の裏技とも言うべき方法ですが、いつも潮干狩り場にいる係員さんが潮干狩りのコツを知らない訳ないですよね。
最後に注意点ですが、これからも潮干狩りを楽しめるように、小さなアサリは持って帰らず住処に戻してあげましょう。
全てを採りつくしていいわけではないので、マナーを守って潮干狩りを楽しんでくださいね。