
火を通すと鮮やかな緑色になるブロッコリー。
パスタやグラタン等、色々な料理に彩りを与えてくれ、食べ応えがあるのも魅力の一つですよね。
そんなブロッコリーを美味しく食べるためには、ゆで方が肝心です。
お鍋と電子レンジ、2通りありますがその方法や、どちらが美味しくできるのでしょうか?
また、ゆでた後の保存方法についても知っておくべきですよね。
今回、ブロッコリーのゆで方と保存方法についてまとめました。
目次
ブロッコリーを美味しくゆでる方法!お鍋と電子レンジの場合
まず、ゆでる前の下準備として、“切る”“洗う”といった作業が重要です。
他の野菜でも同じですが、切り方次第で火の通りやすさも変わってきますよね。
以下に、下準備のポイントを説明します。
下準備のポイント:切る
- 房の部分を食べやすい大きさに切り落とす。
- 茎の部分を厚くない程度に切り分ける。
下準備のポイント:洗う
- お鍋かボウルに水をたっぷり入れてからブロッコリーを浸ける
- 小さめの蓋をおもし代わりにのせて約5分待つ
- 水を取り換えて、振り洗いする。
以上で、下準備はOKです。
次に、お鍋と電子レンジ、それぞれでゆでる場合のやり方を見ていきましょう。
お鍋でゆでる方法
- 小さめのお鍋に、約1センチの高さまでお水を入れる。(多すぎても少なすぎてもダメです)
- 房の部分に水がつかないように並べて入れる。(このゆで方を行うとハリが出ます)
- 蓋をして中火にかけ、隙間から湯気が出てきたら弱火にして約1~2分そのままを維持。(弱火なら時間は2分でOK。キッチンタイマーを使わないと結構失敗します)
- 蓋はしたままで、火を止めて約40秒~1分置く。(長すぎると綺麗な色を通り越し、草色になってしまうので、気持ち短めでOK)
- 時間が経ったら水を捨て、大きめのお皿に広げ熱を冷ます。
お鍋のゆで方は、水はほとんど使わないので「ゆでる+蒸す」という状態に近いかもしれません。
正確には、主に茎の部分をゆでて房の上の部分は蒸す感じでしょうか。
今回、紹介したゆで方が一番簡単で美味しいですが、ブロッコリーの大きさや太さなどでゆでる時間が多少変わるので、様子を見ながら調整してください。
ちょっとでも時間が長くなると、残念な色になってしまいます。
電子レンジでゆでる方法
- ゆでる分のブロッコリーの重さを量る。
- それを耐熱容器に入れ、ラップをする。
- 電子レンジ600wの場合、“100グラムで1分”の計算で加熱する。(もし150グラムであれば、1分30秒になります)
- 加熱が終わったら3分程放置し、ラップを外しお皿に広げて冷ます。(ラップを開けるとき湯気が出るためヤケドに注意)
こちらの方法は、鍋の場合よりも簡単です。
重さで時間を計算するのが重要なので、しっかり量りましょうね。
ブロッコリーを美味しく保存する方法!
大前提として、ブロッコリーは保存温度が0~5℃と低いため、常温保存には適しません。
必ず冷蔵庫または冷凍庫で保存しましょう。
さっそく、生のブロッコリーやゆでた後など、状況に応じた保存方法を紹介します。
生のブロッコリーの保存方法
- ブロッコリーの周りについている葉っぱを取る。
- 新聞紙またはキッチンペーパーを軽く湿らせ、ブロッコリーを包んだ後、ビニール袋に入れて野菜室に立てて保存する。
ブロッコリーは生の状態では日持ちしないため、2~3日以内にゆでるのがおすすめです。
後で使おうと思って放置していると、せっかく買ったブロッコリーが台無しになってしまいます。
ゆでた後のブロッコリーの保存方法~冷蔵~
- ゆでる時に塩を入れておき、水気をしっかり切っておく。
- ジップロックや密閉容器に入れ、冷蔵庫で保存する。
塩分が入っていると保存期間が少し長くなるため、一食分以上ゆでる時には塩を入れた方がいいでしょう。
ただし、それでも3日以内には食べきってしまった方がいいので気をつけましょう。
ゆでた後のブロッコリーの保存方法~冷凍~
- ゆで時間を短めにして、硬めの仕上がりにしておく。(いつものようにゆでると、解凍した時にグニャっとなってしまいます)
- お皿に広げ粗熱が取れてから水分を切り、ジップロックなどのチャック付の袋に入れて冷凍する。(袋に入れて閉じる際は、しっかり空気を抜きましょう)
解凍する際は、使う前日に冷蔵庫に移しておくか電子レンジの解凍機能で30秒程加熱します。
前日に冷蔵庫に移しておく方が、自然解凍で美味しく食べることができるのでおすすめです。
冷凍したブロッコリーは1か月程保存がきくので、まとめ買いした際はすぐにゆでて冷凍しておくようにしましょうね。
最後に…
今回紹介したゆで方では塩を入れていませんでしたが、お好みで入れて良いと思います。
洗う時に水に塩を入れてから浸け置きすれば、塩分が入ります。
健康志向な方は無塩がいいと思いますが、濃い味が好きな方や保存する可能性がある場合は入れた方がいいですね。