
最近「白湯(さゆ)」は、健康維持やダイエットに効果があるということが分かり、密かにブームになっています。
芸能人も飲んでいるようで、『白湯を飲んでいる芸能人』と検索すると、美人で有名な芸能人の名前があがってきます。
ただ、白湯のことを「お湯ならすべて白湯と呼ぶ」と思っている人もいると思いますが、そんなことはありません。
白湯には最適な温度はもちろん、作り方にも正当なレシピが存在しています。
今回、白湯の効果を最大限得るために、正しい作り方や温度についてまとめました。
白湯を飲むと得られる効果とは?
白湯とは、「水を沸かしただけで何も加えていないお湯」のことを指します。
白湯は、適切な作り方と温度で作れば、たくさんの嬉しい効果があります。
まず、白湯の効果について紹介したいと思います。
- 胃腸を温めてくれる
- 冷え症が改善する
- 腸内の老廃物を洗い流す、デトックス効果がある
- 体の燃焼効率がよくなる、ダイエット効果がある
- 血液循環がよくなる
- 便秘が改善が期待できる
- 美肌効果がある
- 基礎代謝を高めてくれる
- むくみが解消される
ざっとこれだけの効果が期待できますが、先ほども述べたようにお湯なら全て良いということでもありません。
白湯の正しい作り方・温度について
白湯の効果を最大限引き出せるよう、正しい作り方を紹介します。
正しい温度も合わせてまとめますので、是非、チェックして下さい。
1. やかんに800ミリリットル~1リットル程度の水を入れます。
※水は水道水・ミネラルウォーターどちらでも構いませんが、ミネラルウォーターを選ぶのであれば、国産のものを選ぶようにしましょう。
2. やかんを火にかけ、沸騰すればやかんのふたを開け、火を弱めて10分ほど沸騰させ続けます。
3. 時間がきたら火を止めて冷ましつつ、50~60度くらいの温度になるまで待ちます。
4. 指定の温度になれば完成です。
白湯の正しい作り方はこれで終わりです。
特に白湯を作る時に気をつけてほしいのが、白湯の温度です。
体温よりも低い温度になってしまうと、初めに述べた白湯の嬉しい効果が激減してしまいます。
また、作った白湯は、温度を一定に保つためにポットや魔法瓶などに入れておき、できればその日の内に飲みきるようにしましょう。
白湯を飲むタイミングについて
効果的な温度の白湯ができあがったら、飲むタイミングも気になりますよね。
白湯を飲むベストなタイミングは、起床してすぐです。
人は夜寝ている間に、腸に老廃物が溜まります。
そして、起床すると眠っていた腸も起き、動き出します。
そのタイミングで白湯を飲むことで、夜に溜まった老廃物を白湯が流し出してくれるのです。
また、寝る前に白湯を飲むのも効果的で、翌朝のむくみを取ってくれる効果が期待できます。
それにプラスして、消化を助けるため食事中も飲むことを心がけ、合計で1日5回飲むのがいいでしょう。
1回に150~200ミリリットルずつ飲むようにして、1日の合計で約1リットルまでに収まるようにしてください。
飲む際には、一気に飲まずに10分程度時間をかけて、からだが温まっていくのを実感しながら飲んでください。
はじめて白湯を飲んだ時、もしかしたら苦味を感じる場合があるかもしれませんが、それは、体内毒素が溜まっているためです。
その場合、我慢して1週間ほど飲み続ければ身体の毒素も減少していき、飲み慣れてくれば、不思議と甘みさえ感じるようになります。
最後に…
多くの芸能人が白湯を好んで飲んでいるのも、今回紹介した様々な効果をみれば納得ですよね。
また、必要なものも水だけで、作るのに手間がかからないのも白湯の魅力と言えるでしょう。
白湯を正しく作り飲み続けるだけで健康な身体が得られるなら、是非、試してみたいと思いませんか?