
スキーやスノーボードが好きで、毎年冬になると何回も滑りに行っている人でも意外と知らないのが、「スキー場はいつまで営業しているのか」についてです。
スキー場の営業開始は、雪の降り始めなどからなんとなく予想できるものの、営業終了の時期については知らない人も多いのではないでしょうか。
また、雪がない夏場などのスキー場はどのように活用されているのか気になりませんか?
今回、スキー場はいつまで営業しているのか、またシーズン以外の活用法についても調べてみました。
目次
スキー場はいつまで営業しているの?
スキー場がいつまで営業しているのかについて、イメージでは雪が溶けて春が訪れる3月下旬~4月くらいという人は多いのではないでしょうか?
しかし実際は、長いところだと5月のゴールデンウィークくらいまで営業しているスキー場もあるのです。
もちろん、雪が良く降る寒い地域ほど、営業できる期間は長くなるため、北に行けば行くほど営業終了の時期は遅くなります。
以下に、地域別にスキー場がいつまで営業しているのが、だいたいの目安をまとめてみました。
北海道
5月のゴールデンウィークはもちろん、さらに長く5月下旬まで営業している所もあるようです。
・スキー場名
旭岳ロープウェイスキー場・札幌国際スキー場・富良野スキー場・ニセコマウンテンリゾート・グランヒラフ 等
東北エリア
ほとんどのスキー場は最長でも4月上旬までで営業を終了しますが、稀に4月下旬から5月上旬まで営業しているところもあるようです。
・スキー場名
蔵王ライザワールドスキー場・泉高原スプリングバレースキー場・八甲田スキー場 等
関東エリア
4月上旬~5月上旬まで営業しているところがほとんどです。
・スキー場名
軽井沢スノーパーク・水上高原スキーリゾート・谷川岳天神平スキー場 等
甲信越エリア
早いところだと4月1日、遅いところになると5月下旬頃まで営業しているスキー場も。
・スキー場名
湯沢パークスキー場・上越国際スキー場・苗場スキー場・白馬八方尾根スキー場 等
北陸エリア
ほとんどのスキー場は4月上旬で営業は終了します。
・スキー場名
たいらスキー場・スキージャム勝山 等
東海エリア
4月初旬から5月上旬くらいまでとバラつきがあります。
・スキー場名
スノーウェーブパーク白馬高原スキー場・チャオ御岳スノーリゾート 等
近畿中国エリア
4月上旬で営業終了するところがほとんどですが、中には3月末終了のところあります。
・スキー場
びわ湖バレイ・神鍋高原・中の原エリア 等
エリアにより多少のバラつきはあるものの、大体4月中に営業は終了しているようですね。
関東エリアで5月頃まで営業しているところがあるとは意外でしたね。
夏のスキー場はどのように活用されている?
冬場にウインタースポーツを楽しむために利用するスキー場ですが、オフシーズンである夏場はどのように活用されているのでしょうか。
調べてみると、いくつか営業スタイルがありましたので以下にまとめました。
ゴルフコース
ほとんどのスキー場は、夏場はこの営業スタイルが多いようです。
平らなところや少しなだらかな坂になっていたりと、普通のゴルフ場に近いものがあるため夏場だけゴルフ場として活用されているようです。
例:札幌のばんけいスキー場
パラグライダー
スキー場は高さがあるので、夏場はパラグライダーを楽しむ場所としても活用されているようです。
高低差と広さを兼ね備えたスキー場は、快適な空の小旅行を楽しむのには最適でしょうね。
例:草津国際スキー場
マウンテンバイク場
坂とデコボコな場所があるため、マウンテンバイク場として利用されているスキー場もあります。
結構本格的なところだと、ダウンヒルやツーリングなんかも楽しめるようですね。
例:富士見パラノマリゾート
グラススキー
文字通り、芝生の緑の上をスキー出来るようになっています。
冬とはまた違った景色と感触のため、スキー好きなら一度は体験したい楽しみ方ですよね。
例:みやぎ蔵王七ヶ宿スキー場
夏場の営業については、大体が10月・11月くらいまで行っているところが多いようです。
スキー場は夏でも色々な営業スタイルがあり、一年中有効活用されているのですね。
もちろん、すべてのスキー場が夏も営業しているわけではありませんが、何もない夏のスキー場に行ってみるのも楽しいかもしれません。
今年は冬とは違う夏のスキー場に足を運んでみてはいかがでしょうか?