
春が近づくにつれ、卒業や退職・退社の時期がやってきます。
仲の良かった先輩やお世話になったあの人に、寄せ書きを贈る機会も出てきますよね。
しかし、寄せ書きのコメントを書く際、書きたいことが多すぎてまとまらなかったり、逆にどういうことを書いたらいいのか分らないなんてこともあると思います。
そんなときのために、今回、寄せ書きで心に響く素敵なコメントのアイデアとシーン別での最適な内容についてまとめました。
目次
寄せ書きのコツとシーン別で最適な内容について
まず寄せ書きを書く上で大切なことは、
- 今までの労をねぎらうこと
- お世話になったことへの感謝
- これからの幸せを祈る
これが大体の基本になってきます。
その中に更に「個人同士のエピソード(具体的な思い出)」を1つ加えることです。
2の「お世話になったことへの感謝」の中にエピソードを入れると、ごく自然な流れで加えることが出来ます。
次に、シーン別で最適な内容について紹介します。
卒業の場合
・重すぎない告白 「色々あったけど、なんだかんだで好きだったよ(笑)」
こういうときだからこそ「ドキッ」としますし、嬉しさもありますよね。
ただし他の人の目にも触れることなので、あくまでも軽めにすることが重要です。
・明るい未来の予言 「○○ちゃんなら絶対良いお嫁さんになるよ!」
こう言われて喜ばない女性はいませんよね。
これは同性からでも異性からでも嬉しいものです。
・未来の約束 「20歳になったら絶対一緒に飲もう!」
卒業と共に離れて寂しい気持ちの中に、ちょっと明るい未来の約束をすることが重要です。
大人になってからの再会を楽しみに思えることが、離れ離れになっても頑張れる原動力になるかもしれません。
退職・退社の場合
・エピソード 「○○さんのおかげ」
「仕事のコツやお酒の飲み方まで色々教えて頂きました。」ということが基本になると思います。
一緒に頑張ったプロジェクトや営業成果などがあれば、そういうエピソードも書くと相手の方も印象深くなります。
・関係継続の希望 「これからも仲良くしましょう」
同期や仲の良かった先輩とは、会社を退職したとしても関係性を続けていきたいですよね。
そんな場合には、「いなくなるのは寂しいけど、これからも仲良くしましょう」とプライベートなお付き合いについて書いてもOKです。
あまりディープにならないようにするのがポイントです。
・尊敬と目標 「○○さんのようになる」
憧れの先輩や上司が退社することになり、「○○さんのようになれるよう頑張る」という気持ちを表すのも良いです。
その際、相手の方を憧れる・尊敬するきっかけになったエピソードを盛り込むといいでしょう。
例えば「顧客トラブル時の対応が素早く、感動したことが憧れるきっかけになった」という感じです。
憧れの対象になって嫌になる人はいません。
相手の方は今までの自分の仕事ぶりも自信になるので、良い言葉ですね。
寄せ書きコメントの素敵なアイデアを紹介!
言葉というのは不思議なもので、たった一言だけで感動したり、悲しくなったり、嬉しくなったりもします。
ふとした時に見返しても、その時の記憶や感情が鮮明に思い出されることもしばしばありますよね。
卒業や退職・退社だと、なおさらその言葉の意味が強く感じられます。
たかが寄せ書きといえばそれまでですが、どうせなら心に響く言葉を贈りたいですよね。
今回、過去の偉人の言葉を参考にして、素敵なひと言コメントのアイデアとしてまとめてみました。
励ます言葉
「下を向いていたら、虹を見つけることは出来ないよ。」(by チャップリン)
「生きていく中で最も偉大な栄光は、転ばないことにあるのではない。転んでも、そのたびに起き上がり続けることにある。」(by ネルソン・マンデラ)
人は希望を持って前へ進むことで、人生を輝かせることが出来ます。
過去や失敗を振り返ることなく、ただ前を見て歩み続けていく。
そのことで自分や自分の未来に期待を持ち、それに向かい頑張っていけます。
キラキラ輝く日々を過ごせるように、励ましの言葉を贈るのはいかがですか?
新しいスタートの言葉
「何事もまずはじっくり考えろ。しかし、行動する時が来たなら考えるのをやめて突き進め。」(by ナポレオン・ボナパルト)
新たなスタートの時は、常に大きな決断を迫られます。
自分で決めた道を切り開いていく状況でも、必ず不安はあるはずです。
そんなときは、背中を押してくれるような奮起の言葉を贈りましょう。
心にじわっとくる言葉
「速度を上げるばかりが、人生ではない。」(by ガンジー)
「長生きした人間とは、長い年月を生きた人間のことではない。一度きりの人生を、最も楽しんだ人間である。」(by ルソー)
今まで仕事や勉強だけを頑張り続けた人にとっては、はっとする言葉かもしれません。
人生を有意義なものにするのは、一度立ち止まりまわりを見渡すことも大切です。
「人生楽しんだもん勝ちですよ!」という肩の力が抜けるような言葉を贈ってあげましょう。
色々な言葉がありますね。
多くは格言を例に挙げましたが、寄せ書きにこのような言葉を添えておくと、他のありきたりな言葉よりも考えさせられる部分もあり、印象深くなると思います。
最後に…
たかが寄せ書きとは言え、相手に贈る言葉は色々ありますね。
相手のことを思って言葉を贈ることで、贈られた人はその場所での自分の存在感を認識するでしょう。
相手の人生に足跡を残すようなメッセージを贈れるよう、知恵を絞って考えてみて下さい。