
卒業式が近くなってくると、お世話になった先生に感謝の気持ちを伝えたいと考える方もいると思います。
小学校なら6年間、中学や高校であれば3年間、みっちり指導して頂いた先生であればなおさら、感慨深いものがありますよね。
もし、感謝の気持ちを伝えるならば、ただ伝えるよりもサプライズを企画した方が思い出に残ることは間違いないでしょう。
ただ、パッといいアイデアは思い浮かばないと思うので、今回、卒業式で先生にサプライズする場合のアイデアをいくつか紹介したいと思います。
目次
先生へのサプライズ ~スタンダード編~
まずは先生へ感謝の気持ちを伝えるアイデアで、スタンダードなものからご紹介していきたいと思います。
色紙にクラスみんなで寄せ書きをする
色紙を用意して、クラスの皆が一人一人、メッセージを寄せるという定番タイプのサプライズです。
色紙はクラスで2枚用意して男女別でまとめても良いし、扉のように見開きタイプの大判のものなど色々ありますよね。
絵の上手な人が、色紙の真ん中に先生の似顔絵などを描いても喜んでもらえるでしょう。
ただし、気をつけてほしいのが、全員がメッセージを書けるようスペースを割り振っておくことです。
寄せ書きでよくあるミスが、色紙のスペース配分ができておらず、全員がメッセージを書けなくなってしまうことです。
寄せ書きをキレイに完成させるために、初めに鉛筆で薄く下書きをしておくことをおすすめします。
みんなで歌(合唱)をプレゼントする
先生の好きな曲やクラスみんなの思い出の曲、合唱コンクールで歌った曲など、記憶に残っているものを選びます。
卒業式が終わった後のホームルームなどで感謝の気持ちを込めて、皆で合唱すれば先生はきっと喜んでくれるでしょう。
歌の練習は学校内でやってしまうと、先生に見つかってしまうので、近くの公民館や集会所などのホールを借りて練習する必要があります。
練習場所や時間の確保など、少々手間はかかりますが、その分みんなの気持ちも高まり、良い贈り物になるに違いないでしょう。
先生へサプライズ ~意外なサプライズ編~
色紙や合唱は、先生への贈り物としては「定番」といえますが、今回は、ちょっとサプライズ感のあるアイデアについてまとめたいと思います。
写真つきのメッセージカードをアルバム風にまとめる
クラスの皆が各自、思い出のある写真をメッセージカードなどに貼り、そこへ手書きの言葉を添えます。
写真は、先生と一緒じゃなくても、自分はどんな生徒だったか思い出してもらえるような写真で十分です。
例えば、部活の写真や趣味の写真、友達と写っている写真(自分がメインのもの)でもいいでしょう。
これは、一人一枚作成となり、最終的にファイルなどにまとめてアルバム風にします。
表紙にはクラス全員で写っている写真を載せてもよいですよね。
先生も後で見返した時に写真があると、より鮮明に記憶が蘇るでしょう。
もし一人一人、メッセージカードを作成している時間が無い場合は、デジカメなどで撮った写真をまとめて写真集のようにフォトブックとしてまとめてはいかがでしょうか。
費用が少々発生しますが、ネットで注文したり、写真屋さんの店頭で本にしてもらう事もできます。
ビデオレターを作成する
卒業式に渡せるように余裕を持って、家庭用のビデオカメラやスマホ、iPhoneのムービーなどでクラスみんなの一言メッセージを動画にて撮影しておきます。
その他、クラスの思い出の行事やイベントなどの動画、写真などがあれば整理しておきます。
そして、それらの動画を思い出深いBGMなどに載せて編集します。
字幕などで、皆の先生へのメッセージを入れても良いサプライズになるでしょう。
少し作成方法が複雑かもしれませんが、ネットで「ビデオレターの作り方」を検索すれば、方法を分かりやすく説明しているサイトはたくさんあります。
そのサイトを参考に、パソコン作業の得意なクラスメイト中心にクラス全員で編集しましょう。
卒業式の後に感謝会などを開催して、みんなで作成した映像を試写すれば、思い出に残る時間を過ごせること間違いなしです。
録音機能付の目覚まし時計などを贈る
録音機能の付いている目覚まし時計を購入し、アラーム音として、クラスのみんなの声を録音します。
「先生、ありがとう!」「先生、今日も頑張って!」等、メッセージの言葉は工夫しましょう。
感謝の言葉を録音してアラーム音として設定すれば、先生はいつでも皆の声を聞く事ができますね。
最近では、プレゼント用として、フォトフレームに録音できる目覚まし時計の機能がついているものもあります。
思い出の写真と音声があれば、卒業して会えなくなったとしても、いつでもみんなの事を思い出せるでしょう。
ただ、プレゼントした目覚まし時計は、普段の生活で使用するにはちょっと恥ずかしいかもしれませんね。
最後に…
どんなサプライズであっても、気持ちがこもっていれば先生は喜んでくれると思います。
しかし、サプライズとしてやるからには、あっと言わせて感動して欲しいものです。
クラスのみんなで協力する最後のイベントとして、卒業式後の先生へのサプライズを企画してみてはいかがでしょうか?