
空気が乾燥する季節になると、塗る頻度が増えるリップクリーム。
季節に関係なく使用している人は多いと思いますが、実はより保湿の効果を高める正しい塗り方が存在しています。
また何気なく使用しているだけに、ダラダラと同じものを使っている人は使用期限に気をつけなければなりません。
今回、リップクリームの正しい使用方法と使用期限についてまとめました。
目次
リップクリームの正しい塗り方と塗る頻度について
乾燥する季節は肌だけでなく唇も乾燥し、荒れてしまいますよね。
プルプルに潤った唇に憧れるけれど、なかなか乾燥から抜け出せないという人は多いのではないでしょうか。
乾燥しすぎて、にっこり笑うと唇がパックリと割れてしまうなんていう人も。
そんな人は、リップクリームを正しく塗れていないのかもしれません。
それどころか、塗り方で悪化させているかも知れません。
まず、カサカサ唇の原因についてみていきましょう。
唇を舐めることが多い
「乾いているので唇を舐めてしまう」これが悪循環なのです。
舐めても潤うのは一瞬で、逆に水分が奪われてしまうので余計に乾燥するのです。
唇を舐める癖がある人は、今すぐリップクリームを使用しましょう。
カサカサした皮を無理やり捲ってしまう
唇は修復力が高いのですが、無理やり捲ると治りが遅くなり、常に荒れた唇になってしまいます。
グッと我慢して、捲らないようにしましょう。
リップクリームを何度も塗る、塗るときに強くこする
リップクリームを塗るときの摩擦のせいで、炎症を起こしてしまうことがあります。
その影響でさらに乾燥を悪化させてしまうことも。
塗る頻度が多いかもしれないと思う人は、できる限り頻度を少なくすることを意識しましょう。
クレンジングの時にゴシゴシしている
汚れはしっかり落とさないといけないですが、こすりすぎはいけません。
摩擦はカサカサ唇の大敵なのです。
唇に合っていないリップクリームを使用している
上記全項目に当てはまらなかった人は、おそらく今お使いのリップクリームが合っていないのでしょう。
また、UVカット効果のあるものは普通のものより刺激が強いので、唇が荒れている時は使用を中止しましょう。
このようにカサカサ唇の原因はひとつではありません。
唇にとって良くないことはやめて、正しくリップクリームを塗りましょう。
ちなみに、リップクリームの塗り方で多いのは横に滑らせる方法だと思いますが、これは間違いです。
唇のシワは縦に入っているので、リップクリームも縦方向に塗るのが効果的なのです。
次に塗る頻度ですが、一日多くても5回程度が理想です。
先程も述べましたが、摩擦は唇にとってよくありません。
塗るタイミングを、お風呂上がり、食事の後、寝る前など決めておくことで塗り過ぎを防げますよね。
またリップクリーム自体が冷えていたり、新しい時は先端部分を温めて少し柔らかくしてから塗ると唇に優しいのでおすすめです。
リップクリームに使用期限はあるの?
気付いたら増えているリップクリームですが、使用期限はあります。
未開封の場合、3年はもつでしょう。
しかし、一度開封してしまうと長くても半年が限度ではないでしょうか。
ただでさえリップクリームは唇に塗るものなので、直接塗ると唾液などで雑菌が付着してしまい、唇を荒らす原因になります。
長くリップクリームを使いたい人は、塗った後はこまめに先端部分を拭いたり、ブラシや指を使って塗るといいでしょう。
半年を過ぎたものは、もったいないかもしれませんが思い切って捨てて下さい。
ちなみに、リップクリームは捨てる以外に、再利用する方法もあります。
指先の乾燥対策に塗ったり、アイシャドウの下地にしたり、まつ毛を保護するために塗ったりと使い道はたくさんです。
メントール配合のリップクリームなら、鼻の下に塗ると鼻づまりの解消に役立ちます。
使用期限が過ぎたものでも、様々なことに活用できるリップクリーム。
正しい塗り方をマスターし、塗る頻度は出来るだけ減らしてカサカサ唇とサヨナラしましょう。
そして憧れのプルプル唇を手に入れましょう。