
年末年始になると何かと食べる機会が増え、家の中に引きこもってテレビを見ることも多くなるため、普段より太りやすくなります。
特にお正月は生活のリズムも乱れやすく不規則になりがちなため、正月太りに要注意です。
これまでも正月太りに悩まされてきた方は多いでしょう。
そんな人のため、今回、正月太りにすぐに効果のある解消法や、予防法をまとめました。
目次
正月太りにすぐ効く解消法
年末年始は食べたり飲んだりする機会が多くなりますが、寒さのせいで運動量は低下します。
摂取カロリーが増え、それが消費されないままお正月を過ごすという人が多いと思います。
そんな人は正月太りに注意してください。
一度ついてしまった脂肪は、早めにとらないと蓄積してとりにくくなります。
また、手持ちの洋服のサイズが合わなくなってしまい余計な出費が増える、なんてことも避けたいですよね。
そうならないためにも、すぐに効く解消法を知って正月太りから解放されましょう。
即効性のある正月太り解消法をいくつか紹介します。
10日間ダイエット
食べ過ぎないこと、体を動かすこと、体を冷やさないこと。
このダイエットの基本ともいえる三つのことを守り、10日間連続して続けます。
どんなに辛くても10日間続けることで、元の体型に戻る可能性が高くなります。
お正月に食べ過ぎたことで胃が大きくなっているので、食べる量を減らすようにします。
ただ、食事を抜くと逆効果になるので注意しましょう。
一日三食きちんと食べ、良く噛み、野菜やタンパク質中心の食生活を心がけるようにしてください。
冬場は、スープなど体を温めるメニューがおすすめです。
そして、首や手足は冷えやすいので、意識して温めるようにしましょう。
入浴もシャワーで済ませると、体はすぐに冷えてしまうので、湯船にゆっくり浸かりましょう。
湯船に浸かるということはリラックス効果もあるため、好きな入浴剤を入れたりして気分を高めましょう。
また、寒いと外に出るのが億劫になってしまいますが、動かないと脂肪は燃焼しません。
比較的暖かい時間帯にウォーキングしたり、家の中でも動くように意識しましょう。
ダボッとした洋服を着ていると、自分の体形が把握できない危険もあるので、この10日間はできるだけ体にピッタリした服を着ます。
毎日決まった時間に体重計に乗って記録しましょう。
また、早寝早起きを心がけることで規則正しい生活ができ、痩せやすい体を作ることにも効果があります。
とにかく10日間続けていくことでリズムが整い、太りにくい体に変化していきますので、途中でやめずにやり切りましょう。
置き換えダイエット
一日三食のうちの一食もしくは二食をダイエット食品に置き換えるダイエットです。
中でも一般的なのは、シェイクタイプのものが有名ですよね。
特徴は、栄養素が豊富に含まれていて満腹感があり、尚且つ美味しいというのが最近のダイエットシェイクです。
一食か二食置き換えるだけですが、効果的なのは夕食に置き換えることです。
慣れるまでは辛いかもしれませんが、夜は寝るだけなので慣れれば比較的楽に続けられます。
また、普段朝食を抜いてしまう人は、健康に悪いので朝食に置き換えると一日三食が保たれるのでおすすめです。
シェイクタイプは飲むだけなので、起きてすぐに何かを食べるのが難しい体質の人でも受け入れやすいでしょう。
逆に普段からしっかりと朝食をとる人は物足りなさを感じ、日中の活動に支障をきたしかねないので夜に置き換えるようにしましょう。
置き換えは一食にしておいた方が無理なく長く続けられます。
手っ取り早く正月太りを解消したい人でも、二食以上の置き換えはなるべくやめましょう。
低炭水化物ダイエット
2週間限定で、炭水化物の摂取を少なめにする「低炭水化物ダイエット」。
正しく行えば健康的に体重を落とせます。
炭水化物を全く食べないというのは栄養が偏るため、絶対にやめましょう。
一日三食きっちり食べてもOKですが、間食はダメです。
一回の食事に食べても良い炭水化物の量は、米なら100g、パンなら6枚切り食パン1枚です。
これを毎食どちらかチョイスして食べます。
主食が炭水化物のラーメンやパスタ、うどんなどはオーバーしてしまうのでNGです。
食べていいもの、ダメなものをきちんと把握し、低カロリーな食材を使用してカロリーコントロールしましょう。
正月太りの予防法
一度太ってしまうと元に戻すのは大変な苦労です。
できれば事前に正月太りを予防する方法を知っておきたいですよね。
正月太りにならないためには、普段から食べることに気を付けておく必要があります。
疲れているからと言って甘いものばかり食べない
年末は仕事でもプライベートでも忙しいので体が疲れがちです。
だからと言ってケーキやチョコレートを食べすぎてはいけません。
飲み会での食事に気を付ける
年末年始は何かと飲み会が増えます。
付き合いで出席しないといけないものも多いため、食べ方に注意します。
野菜サラダやお刺身、鍋物といった低カロリーでヘルシーなものを多く食べるようにしてください。
お酒も少なめにするよううまく飲む必要があります。
飲んでないと思われないよう、脇にお冷を用意して交互に飲むなど工夫してくださいね。
食べる前に一杯のホットドリンクを
これは体を温める効果もあるので、お正月前だけに限らず習慣化すると良いです。
ホットドリンクといっても、甘い紅茶やカフェオレなどの高カロリーなものではなく、白湯やお茶にしてください。
そうすることで満腹感を得ることができ、食べ過ぎ防止に繋がります。
このように、事前に予防するだけで正月太りは回避できます。
もし予防せずに正月太りしてしまったとしても、すばやくダイエットを開始することで元の体形に戻せます。
楽しい年末年始を過ごし、すがすがしい気持ちでスタートするためにも正月太りをうまく乗り切りましょう。