
寒い季節に美味しく手軽に楽しめて、節約料理としても定番なのがお鍋ですよね。
お鍋と言えば大人数で囲んで食べるものというイメージが強いですが、最近は、一人で鍋を楽しむ方も多くなってきました。
今回、一人鍋初心者の方に向けて、ちょうどいい量の見極め方、おすすめの具材などについてまとめました。
寒い季節に節約一人鍋で体も心も温まっていただければと思います。
節約一人鍋のベストな量、具材について
最近は一人鍋用の鍋や調味料、野菜セットなども発売されています。
作る際の具材の量が不安な場合、そちらを購入するのも一つの手です。
下記に、自分で具材を調達する場合、参考として量を紹介しておきます。
一人鍋具材
- 豚バラ薄切り肉 40グラム
- 白菜 大1枚 100グラム
- 春菊 2本
- 長ネギ 1/2本
- 人参 1/3本
- シイタケ 2枚
- 豆腐 1/3丁
- 水 300mL
- 昆布だし など
一人鍋におすすめの具材ですが比較的安価で、なおかつ腐りにくいものを選ぶことがポイントです。
一度で食材を使い切るのは難しいと思うので、他の料理にも使い回しが効く具材をなるべく大量に購入して、小分けにして使うと良いです。
一人鍋で作りすぎてしまった時や余ってしまったときも、翌日にカレールーやシチュールー、また味噌を加えると簡単に味を変えて楽しむことも出来ます。
一人鍋に加えるおすすめの野菜は冬が旬の物であり、特売などで手軽に手に入りやすい野菜がおすすめです。
具体的に言えば、白菜、ネギ、きのこ類、人参などですね。
メインの具材は豚バラ、鶏肉(手羽元、もも肉など)、肉団子、ウィンナー、魚の切り身、エビ、貝類などです。
どれも冷凍保存が出来ますので大量購入して、ジップロックなどに小分けに冷凍しておくと違う機会に鍋や他の料理に使うことが出来ます。
また購入時に冷凍された食材を買うと、使う時に食べる分だけ小分けできるので、値段や状況によってどちらにするか選びましょう。
節約の基本は、安いものを安い時に大量購入し、それを小分けにして少しずつ使うことです。
上手に買い物することで美味しい鍋が楽しめ、お財布にも優しいというのは最高ですよね。
ちなみに、今回はベースとしては水を使いましたが代わりに牛乳や豆乳などを使うことも出来ます。
あっさり昆布ベースの水炊き風なのであれば食べる際の調味料をポン酢ではなく、塩やごまダレなど変えて楽しむことも出来ますよ。
一人鍋の〆を楽しむ方法
鍋の具材を食べ終わった後、もう一つのお楽しみは〆ですよね。
〆でも、雑炊派、うどん派など好みは別れると思うので、一人鍋の〆の具材別調理法を紹介したいと思います。
雑煮の場合
鍋の〆で一番王道は、やはり雑炊ではないでしょうか。
雑炊をする前、残ったスープの量が多ければ鍋から取り除き、軽くお茶碗一杯分の白飯を投入してかき混ぜて、最後に溶き卵を回しいれます。
好みによって焼き海苔を散らしてもいいですね。
うどんの場合
冷凍うどんであればすぐ使えて、美味しいうどんが楽しめます。
ゆでて売ってある袋めんでもいいのですが、冷凍うどんなら冷凍庫で長期保存が可能ですし、鍋以外に普通のうどんや焼うどんなど色々楽しめます。
鍋に限らす、家の冷凍庫に常備しておいてもいいかと思います。
ラーメンの場合
インスタントラーメンの麺だけ使用してもいいですし、セットの粉末を少し鍋の中に加えると、味が変わって飽きずに食べることも出来ます。
ラーメンの麺は、ご飯やうどんより食べやすいため、お腹いっぱいでも箸が進みやすいということもメリットですよね。
餅の場合
お餅を使う際はそのまま使ってもいいですが、トースターなどで一度焼いてから入れると香ばしい感じになり、美味しいです。
他には乾燥春雨やマロニーなどを使うのもあっさりとしておすすめです。
冷凍うどん同様、値段も安く、保存も効くので家に常備しておくと良いでしょう。
また、ご飯、うどん、ラーメン関係なく、その時々の鍋の味に合せて、とろけるチーズを入れてリゾットなどにしても美味しいです。
最近は本当に鍋の味のバリエーションもたくさんあるので、自分で色々考えて創作してみても楽しいかもしれませんね。
まとめ
一人鍋でいいのは何を入れてもいいということです。
自分で作って、自分で食べるのですから好きなものだけ入れてもいいですし、節約のために冷蔵庫にあるものだけを使い作ることも出来ます。
毎回自分で色々考えて、様々な鍋にチャレンジするのも楽しいですよ。
冬の季節は、是非、ひと手間加えたオリジナル一人鍋を作り楽しんでみてください。