
雨の日は傘をさすのが面倒臭いのはともかく、泥はねで服が汚れるとテンション下がりますよね。
雨の日の泥はねは、歩き方に特徴がある人に起こりやすい現象だと知っていますか?
泥はねを防止する理想の歩き方や、万が一泥はねで汚れてしまった場合、洗濯の仕方についても知っておきたいところ。
今回、泥はねでテンションが下がらないように予防法や対処法についてまとめていきます。
雨の日に泥はねが起きる原因は?
泥はねが起こる人と起こらない人の決定的な違いは“歩き方”で、雨の日に同じ距離を歩いても、人によって泥はねする・しないが分かれます。
一般的に泥はねしやすい歩き方とされるのが“がに股”です。
がに股で歩くと、かかとがもう一方の足に向いてしまうため、地面を蹴る時に飛ぶ泥がズボン裾につきやすくなります。
また、がに股歩き以外にも
- 足を擦って歩く(足を移動させる際、水がはねやすい)
- 足を高く上げて歩く(足を下ろす際、水がはねやすい)
- 早歩き(移動や足を下ろす際、水がはねやすい)
このような癖のある歩き方の人も要注意です。
正しいフォームで歩けていない人ほど泥はねしやすいので、一度自分の靴底をチェックしてみましょう。
靴のすり減りが左右で異なっていたり、内側(外側)ばかりすり減っていませんか?
該当する人は歩き方に問題があるため、泥はねが起きている可能性が高いです。
泥はねを防止する理想的な歩き方!
雨の日の理想的な歩き方は、
- 両足が常に並行になっているよう意識する
- 普段よりゆっくりと足を動かす
この2つがポイントです。
がに股の人に泥はねが多いのは互いの足がもう一方の足に泥をかけるからなので、両足を平行な状態で保ち防ぐことができれば良いのです。
また歩き方に癖がある人は、ゆっくりと歩くことで正しいフォームを意識できますし、早歩きや擦り歩きによる泥はねも防げます。
長い年月をかけて完成させた歩き方の癖を完璧に改善するのは難しいですが、“雨の日・外を歩く時のみ”気をつける程度ならそこまで難しくないはずです。
お気に入りの服を汚さないよう、雨の日くらいきれいな歩き方を意識してみましょう。
雨の日はスニーカーがおすすめ!
泥はねを防ぐには、歩き方と併せて靴選びも大切です。
長靴を履けば泥はねしませんが「オシャレ的にちょっと…」なんて人は、歩きやすいスニーカーがおすすめです。
スニーカーを履けば足の裏全面が地面に着くのでバランスがとりやすく、靴底も厚いのではねた泥がズボンにとびにくいです。
逆にパンプスや靴底が薄い靴、つま先の細い靴、サイズがあっていない靴などはおすすめできません。
これらの靴はバランスがとりにくかったり、地面とズボンが近くなり泥がつきやすいなどのデメリットがあるので泥はねしやすいです。
泥はねしたときの洗濯方法は?
泥はねが洗濯で落とせるならまだ許せますが、実際は洗濯機に任せるだけでは泥が落ちきらず悔しい思いをすることも多いです。
泥がついた直後なら拭くだけで簡単に汚れは落ちる場合もありますすが、泥はねは無意識で起こるので気づいた時には泥がズボンに浸透しています。
この状態で泥はねを発見すると厄介ですが、ズボンに浸透した頑固な汚れも洗濯前のひと手間で確実に落とすことができます。
まず手でとれる泥を簡単にはじいた後、お湯で濡らしてスティック状の固形石鹸で汚れている部分を擦りましょう。(スティック状の石鹸がなければ四角や丸でも構いません)
この際、石鹸を汚れに直に擦り込むのがポイントです。
泥は繊維の中に入り込んでいるため、直に擦ることで石鹸を繊維の中まで浸透させることができます。
あとは洗濯ネットに入れて洗濯機に放り込むだけで、泥はねはきれいになくなります。
少しの手間はかかりますが泥はねしたズボンをそのまま洗濯して泥が落ちなかった場合、汚れは繊維のさらに奥に浸透しているため落ちにくくなっています。
少し手間はかかりますが、できれば最初に落とし切るのがおすすめですよ。
まとめ
私も雨の日の泥はねに悩まされていた人間の一人ですが、歩き方を意識しただけで泥はねはかなり改善されました。
歩き方はその人の印象も左右するので、この機会に普段の歩き方も改善させる気持ちで理想的な歩き方を練習してみてはいかがでしょうか?