
秋の定番行事と聞き、紅葉狩りを思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?
ただ思い浮かべるのと実際に体験するのでは全く違いますよね。
紅葉狩りを知っていても、毎年忙しくて体験できていない人も多いのでは?
今回「今年こそは紅葉狩りを楽しみたい!」と計画している人に向け、紅葉狩りの由来や楽しみ方、定番の食べ物などを紹介していきます。
目次
紅葉狩りとは?由来について
そもそも“紅葉狩り”って何て読むのか知っていますか?
紅葉は「もみじ」とも「こうよう」とも読みますが、紅葉狩りの場合は紅葉を“もみじ”と読み、もみじがりが正解です。
紅葉狩りは実際に紅葉を採って集めるわけではなく、花見やお月見同様、綺麗な紅葉を観て、秋の味覚を食べて楽しむイベントです。
紅葉狩りという名前になったのか由来を紹介すると…
“狩り”とは本来、野生の獣や鳥などを捕まえる際に使われる言葉ですが、昔の貴族の中には狩りを行わない者もいました。
その貴族たちが山へ行き花や草を採ったり、鑑賞することを狩りに例えたことが始まりといわれています。
昔の人は紅葉の枝を折り、手元に置いて鑑賞したという説もありますが、現在では鑑賞するだけの意味となっています。
ちなみに紅葉の枝を折るのはマナー違反なので、絶対にマネしないでくださいね!
紅葉狩りのシーズンはいつ?
紅葉狩りの気になるシーズンは、毎年9~11月頃になります。
シーズンは春の桜同様、地域によって大きく変わり、北に行くほど時期は早く南に行くほど時期は遅くなります。
毎年、紅葉の季節になると天気予報やニュース番組で紅葉の見頃はいつか教えてくれます。
紅葉狩りの計画を立てようとやる気になっている人は、9月以降の紅葉状況チェックを忘れないでくださいね。
紅葉狩りの楽しみ方!
楽しみ方の前に…紅葉狩り当日に着ていく服装には要注意です。
というのも紅葉が有名なスポットの多くは山なので、普段お出かけする感じで出発すると思わぬアクシデントに遭遇する可能性もあります。
山道でも歩きやすく、地面が多少ぬかるんでいても滑りにくい靴を選びましょう。
また夕方や夜まで紅葉狩りを楽しみたい人は防寒対策も必須です。
家を出る時は暑くても羽織れるものを持っていくのはもちろん、10、11月頃に紅葉狩りを楽しむ時は使い捨てカイロを持って行った方がいいかと思います。
ケガや寒さでせっかくの紅葉狩りが台無しにならないよう、事前準備は念入りにしておきましょうね。
それでは、紅葉狩りの楽しみ方をお伝えします。
紅葉の色合いを楽しむ
紅葉は赤や黄色、オレンジなど様々な色をしているので、その色合いを楽しむことができます。
遠くから見る紅葉も近くでみる紅葉も、どちらも譲れない日本の風情を感じられます。
神社・寺にお参りをする
紅葉狩りの名所として雑誌等で取り上げられるのは、神社やお寺に植えられている紅葉の場合が多いです。
神社やお寺は普段訪れない場所なので、この機会にお参りしておくのも紅葉狩りの楽しみ方です。
ハイキングを楽しむ
家族や仲良しの友達、会社の同僚でハイキングを楽しむのは定番ですが、1人で紅葉に癒されながらハイキングするのもおすすめ。
途中でお弁当を食べながら秋を満喫するのはなんとも風情がありますよね。
紅葉狩りで定番の食べ物は?
紅葉狩りは“お月見なら月見団子”といったような定番の食べ物は、特に決まっていません。
ただ秋の行事なので、どうせなら紅葉を見ながら秋らしい食べ物を食べたいですよね。
- さつまいも
- 栗
- 松茸
- かぼちゃ
- 柿
- りんご
これらの野菜や果物は秋が旬なので、紅葉と相性抜群です。
少し肌寒い時は焼き芋やおでんなど、温かい食べ物でもいいでしょう。
近くに屋台やコンビニがあればあつあつの食べ物を調達できますが、家から持参したお弁当を温かいまま持ち運ぶのは難しいですよね。
そんな時は、保温ポットに温かいスープを入れて持ち運ぶのがおすすめです。
温かいポトフやポタージュスープを飲みながら夜の紅葉を眺めると、心も体もポカポカ温まるはずです。
まとめ
四季を感じられる日本だからこそ楽しめる紅葉狩り。
失敗しないためにも紅葉が色づくタイミングや服装、また紅葉狩りで頂く食べ物にも気を使いたいところです。
事前準備をきちんと行い、当日は心ゆくまで紅葉を鑑賞してくださいね!