
通勤通学で音楽を聴くとき、絶対に必須のアイテムがイヤホンですよね。
私もほぼ毎日使用していますが、つけすぎて耳が痛い…なんてことありませんか?
毎日のようにイヤホンを使う人は、耳が痛くなるイヤホンを使い続けるのは苦痛でしかありません。
せっかく音楽を聴いてテンション上げたいのに、痛みのせいでテンションもガタ下がりですよね…
今回、イヤホンのつけすぎによる耳の痛みをなくすため、予防法や対処法についてお伝えしていきます。
目次
イヤホンのつけすぎで耳が痛くなる理由
イヤホンのつけすぎによって耳が痛くなる理由は大きく分けて二つあります。
一つめは、物理的にイヤホンが耳を圧迫しているということ。
そして二つめは、イヤホンから発生する音による耳の不調です。
恐らく、耳が痛い本人にはどちらが原因で耳の痛みが起きているのか、すぐに判別できるでしょう。
物理的にイヤホンが耳を圧迫しているのが原因である場合、いくらでも予防・対策は可能です。
しかし、イヤホンから発生する音が原因で耳が痛い場合、イヤホン難聴という病気の可能性が考えられます。
イヤホン難聴
大音量でイヤホンから音楽を流すことにより起こる、騒音性の難聴を”イヤホン難聴”といいます。
騒音性難聴になると、自覚症状の1つに耳の奥の痛みが表れます。
また、耳の痛みと併せて、以下のような自覚症状も起こります。
- イヤホン装着時、外した後の耳鳴り
- 音の聞こえづらさ
- 頭痛
イヤホン難聴はイヤホンの物理的な圧迫と違い、現状治療法はありません。
そのため悪化するとどんどん耳の痛みが激しくなったり、音が聞こえづらくなるなど取り返しのつかないことになります。
耳の奥からの痛みやイヤホンで音楽を聴いていて異変を感じた場合、すぐにイヤホンの使用をやめて耳鼻科へ行きましょう。
イヤホンによる物理的な耳の痛みの予防法・対処法!
物理的にイヤホンが耳を圧迫している場合、予防法・対処法を実践することで痛みを軽減、もしくはなくすことができます。
耳の痛みをなくす対策も至ってシンプルで、”自分に適したイヤホンを使う”だけです。
イヤホンには以下の二つの形があります。
- 耳にフィットさせるタイプの「カナル型」
- 耳の穴に浅くひっかけるだけの「インナーイヤー型」
最近ではカナル型が主流になっており、ほとんどの方がカナル型のイヤホンを使用しています。
カナル型のイヤホンは耳が痛くなりやすい…
カナル型のイヤホンは耳に触れる部分がゴムなので、インナーイヤー型に比べて痛みは起こりにくいと思っている人も多いのではないでしょうか?
しかし、カナル型のイヤーチップ(ゴム部分)が耳の穴を圧迫したり、イヤホンの根元部分が耳に当たり痛みが発生します。
インナーイヤー型は耳が痛くなりにくい!
インナーイヤー型は耳に触れる部分は硬いですが、軽くひっかけて装着するので圧迫がなく、耳の痛みは起こりにくいです。
ただし、インナーイヤー型は音漏れしやすかったり、外れやすいという欠点があります。
人ごみや運動中に使うのには向いていないので、現在カナル型を使用している人は、用途を考えてから購入しましょう。
イヤホンを買い替えるのに抵抗がある場合…
イヤホンで痛い思いをしている人は、インナーイヤー型のイヤホンをおすすめします。
ただ、まだ使えるのに新しく買い換えるのはもったいないと思う人も多いのではないでしょうか?
よほど耳に合わないイヤホンを付けている方以外は、今使っているイヤホンを使用を継続してもいいかと思います。
ただし耳が痛くなるのを予防するため、こまめな休憩をはさみましょう。
最低でも30分に一度はイヤホンを外し、耳を引っ張ってほぐすだけでも痛みは軽減します。
また、イヤホン難聴の予防にもなるので一石二鳥といえるでしょう。
まとめ
”No music No life”なんて言葉があるように、音楽はただ聴くだけで元気ややる気がみなぎってくる最高の娯楽ですよね!
イヤホンによる耳の痛みが原因で音楽が聴けない…なんてことを防ぐためにも、一度自分の耳とイヤホンとの相性を見つめ直してみましょう。
また、身体の内部からの異変を感じた時はすぐに使用を中止し、耳鼻科に行きましょう!