
昔からある腹巻だけに、ちょっとおじさんのイメージがある人も多いでしょう。
しかし最近、腹巻のすごい効果が注目されているのです。
寒い時やお腹が痛い時、腹巻をすることもあると思いますが、温めることでどんな効果があるというのでしょうか?
また、暖かいのはいいけど、お腹の辺りがもたつくので見た目がイヤ…という方も、適切なサイズの薄い腹巻を選べばさほど気になりません。
そこで今回、腹巻の効果や適切なサイズの選び方についてまとめました。
目次
腹巻の効果はこんなにたくさん!
お腹が痛いときって意識的に、また無意識でもお腹を温めますよね。
手っ取り早くお腹を温める方法として、腹巻を着用する人も少なくないと思います。
お腹を温めるとなんとなく内臓に良い、ということはご存じだと思いますが、腹巻の効果はそれだけではないんです。
意外な腹巻の効果をチェックしてみましょう。
1、冷え症の改善
寒いときというのは、体温を下げないために血流が悪くなります。
腹巻はお腹の温度を上げることによって血流が良くなり、手足などの末端まで多くの血液が届くようになるので冷え症が改善されるのです。
夏でも冷え症だという人がいますが、体温が低くなってしまっているのが原因かもしれないので、夏でも腹巻をすることをおすすめします。
2、ダイエット
腹巻による効果で、最近注目されているのがダイエット。
お腹を温めることによって基礎代謝を上げ、消費するエネルギーを増やします。
腹巻だけで劇的に痩せるなんてことはありませんが、腹巻をしながら運動をするとダイエット効果を高めてくれます。
また血流を良くしてくれるので、むくみに悩む人は改善されて見た目がすっきりするという効果もあります。
3、下痢、便秘の改善
お腹が冷えてしまうことで下痢をすることがありますよね。
冷えると胃腸の働きが鈍くなるので、下痢だけでなく便秘も起こしやすくなります。
その場合に腹巻でおなか温めることはとても有効です。
4、肌荒れの改善
肌荒れの原因は様々ですが、胃腸の調子が悪いときにも吹き出物ができたりしますよね。
腹巻は胃腸を温めて働きを活発にさせるので、胃腸の不調からくる肌荒れには効果的です。
5、生理不順、不妊の改善、生理痛の緩和
冷えて血流が悪くなると卵胞刺激ホルモンが分泌されにくくなり、うまく排卵ができなくなることがあります。
それは生理不順や不妊の原因となってしまうのです。
現在妊活中の方はもちろん、将来子供を産みたい方は腹巻でお腹を温めましょう。
また、生理中に冷えると「プロスタグランジン」というホルモンが過剰に分泌されます。
「プロスタグランジン」は子宮収縮を促して経血をスムーズに体外に出す役割がありますが、過剰に分泌されてしまうと生理痛がひどくなってしまいます。
生理痛がつらいときにも、腹巻でお腹を温めてみてください。
6、腰痛の改善
腰痛には湿布を使う方もいると思いますが、冷たい湿布は一時的に痛みを和らげることしかできません。
元から治すには温めたほうがいいのです。
慢性的な腰痛に悩んでいる方は腹巻で温めてみてください。
ぴったりサイズの腹巻の選び方
腹巻を買いに行くと、S、M、Lとサイズが分かれているものとフリーサイズしかないものがあります。
普段の服のサイズを基準に選べばよいのですが、注意していただきたいのはフリーサイズです。
腹巻は伸縮性があるので、フリーサイズと表記されているものが多く販売されています。
フリーサイズといってもMサイズを基本として作られていますので、体の小さな方や大きな方にはフィットしない可能性が高いです。
自分に合ったサイズがない場合におすすめなのはシルクの腹巻です。
シルクは伸縮性に優れているのでSサイズやLサイズの方にもフィットしやすいです。
さらにシルクは薄くても保温性が高いので外にも響きにくく、おすすめの素材です。
シルクの腹巻は普通のものとは違い値段が高めなのが難点ですが、着心地が良いのでフィットする腹巻をお探しの方はお試しください。
まとめ
昔はおじさんが着ているイメージがあった腹巻ですが、最近は若い女の子向けにもおしゃれな腹巻がたくさん売られています。
カイロが入るポケットがついた腹巻もありますので、真冬にはカイロと併用すると暖かさも効果もアップするでしょう。
今年の冬はいいこと尽くめの腹巻でポカポカに過ごしてくださいね。