
クリーミーで栄養が豊富なことから「海のミルク」と呼ばれている牡蠣。
フライにして食べたり、鍋の具材としてよく食べられていますが、殻付きの牡蠣を調理するとなると、とたんに本格的な感じがしませんか?
殻付きの牡蠣をより美味しく頂く調理方法や食べ方が分からない人も多いと思います。
また、量が多すぎて一度に食べきれない場合、保存が可能ならどうすればいいのかも知っておきたいですよね。
今回、殻付き牡蠣の食べ方と人気レシピ、保存方法についてもまとめました。
目次
牡蠣の選び方
牡蠣には大きく分けて「生食用」と「加熱加工用」があります。
生牡蠣を食べたいならば必ず「生食用」を食べるようにして下さい。
万が一「加熱加工用」の牡蠣を加熱せずに食べてしまうと、食中毒を起こしてしまう恐れがあります。
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また、調理を行う際には調理器具をしっかり消毒し、石鹸で十分に手を洗ってからとりかかるようにしましょう。
「加熱加工用」は加熱調理する分には問題ないですが、くれぐれもしっかりと火を通してから食べるようにして下さいね。
牡蠣の殻の開け方
殻付き牡蠣の食べ方の前に、まずは基本となる殻の開け方からみていきましょう。
【準備するもの】
- 牡蠣ナイフ(なければフルーツナイフ等で代用しても可)
- 軍手
初めに殻付き牡蠣をオーブンか電子レンジにかけ、熱を加えましょう。
そして2~3ミリ口が開いたころに取り出し、牡蠣ナイフを使って殻をこじ開けます。
【殻の開け方】
- ナイフを持った反対の手には軍手をする
- 2~3ミリ空いた殻の口にナイフを差し込む
- 差し込んだナイフを牡蠣の上殻の内側を沿うようにして動かし貝柱を切る
これで後は簡単に剥けるはずですので、一度チャレンジしてみてください。
初めて殻を開ける時は難しくて思うようにはいかない場合が多いですが、いくつか開けていると10秒程でできるようになりますよ。
殻つき牡蠣を使った人気レシピ紹介
殻付き牡蠣はそのまま焼いても美味しいですが、どうせ食べるのならさらに美味しく頂きたいですよね。
そこで数あるレシピの中でも、人気が高くて簡単にできる牡蠣の食べ方を2つ紹介します。
ワインのお供にオススメしたい殻つき牡蠣チーズ焼き
【材料】
- 殻付き牡蠣5~10個
- チーズ(溶けるチーズならなんでも)適量
- ニンニクすりおろし 少々
- オリーブオイル 少々
【作り方】
- 耐熱皿に殻付き牡蠣を並べてラップをかけ、600Wの電子レンジで8分程蒸し焼きにする
- 「1」にニンニク・オリーブオイルを振りかけ、チーズをのせる
- 「2」をオーブンに入れて2、3分ほど温めて完成
電子レンジで仕上げてもOKですが、チーズが上手く溶けないこともあるためオーブンの方が効率的です。
シンプルに!酒蒸し殻つき牡蠣
【材料】
- 殻つき牡蠣 5~10個
- 日本酒 大さじ1杯
- ポン酢 適量
【作り方】
- 耐熱皿に殻付き牡蠣を5、6個並べ、日本酒を全体に行き渡るように振りかける
- 「1」に軽くラップをかけて、600Wの電子レンジで8分ほど加熱
- 残りの牡蠣も同じ手順で酒蒸しにする
食べる時はポン酢をつけると美味しくなりますが、レモンや醤油でもイケますよ。
このように、殻付き牡蠣はレンジで簡単調理ができます。
殻付きなら炭焼きしないといけないと思っていた人も多いはず。
レンジ調理可能なら、殻付き牡蠣が身近な食材に感じられるようになりますよね。
殻つき牡蠣の保存方法
殻付きでなくても牡蠣はなるべく早く食べてもらいたいのですが、余ってしまった場合はどう保存すればいいのでしょうか。
殻付き牡蠣 保存の手順
- 牡蠣を流水で殻ごとよく洗う
- 1個ずつ殻つきのまま冷凍用ジッパーに入れる
- 冷凍する
殻が無くむき身の場合も同様で、1個ずつジッパーに入れて冷凍すれば2、3日は持つでしょう。
そして、冷凍庫に保存した牡蠣を食べる時は、たとえ「生食用」であっても、必ず火を通して食べるようにして下さいね。
まとめ
殻付きの牡蠣を食べるのは少々難しいイメージが先行しますが、しかし殻を剥くのは慣れれば意外と簡単にできるので心配無用です。
また調理もレンジで簡単なので、どんどん殻付き牡蠣を食したいですね!
ただし牡蠣は殻付きでも剥き身でも足が早いので、できるだけ早く食べるようにして下さい。