
10月に行われる時代祭は5月の葵祭、7月の祇園祭と並んで京都の三大祭と言われています。
時代祭の歴史は、1895年(明治28年)から始まりますが、ほかの二つの祭りに比べて歴史は浅いとされています。
2016年の日程はどうなっているのか気になります。
また、毎年国内そして海外からも大勢の観覧客でにぎわうため、少しでも良い席で観覧したいですよね。
そこで今回、京都の時代祭の2016年度の日程や観覧席選びのポイント、観覧場所の穴場もご紹介します。
目次
京都時代祭の2016年度の日程
時代祭は、1895年に平安神宮が創建されたことと平安遷都1100年を奉祝する行事として行われるようになりました。
初回は記念祭の翌日である10月22日に行われていましたが、第2回からは遷都の日である10月22日に開催されています。
京都時代祭2016年度の日程も例年通り10月22日となっています。
雨天の場合は翌日に順延されることになりますが、順延された日も悪天候の場合は中止することが決まっています。
各所通過予想時間は以下の通りです。
12:00 京都御所建礼門前出発
→12:15 堺町御門通
→12:30 鳥丸丸太町通
→12:50 鳥丸御池通
→13:20 河原町御池通
→13:30 河原町三条通
→13:40 三条大橋
→14:10 三条神宮通
→14:30 平安神宮
時代祭で観覧席を選ぶポイント
時代祭は、京都御苑から平安京に向けてコース上の各所で行列を観覧することができます。
行列は約2000名からなる山国隊が、豪華な衣装を身にまとい、その行列は2キロほど次から次へと続きます。
明治維新のものから順に古い時代のものに、そして延歴時代へと移り変わります。
時代祭の混雑ぶりは半端なものではありません。
せっかく観光に来たのだから、少しでも良いところで観覧したいという方には3か所に設けられている有料席をおすすめします。
有料観覧席
- 建礼門前/南側・京都御苑 …12:00頃が見頃です
- 寺町通~鳥丸通/南北両側・御池通 …13:00頃が見頃です
- 冷泉通~大鳥居/東西両側・平安神宮道 …終盤1420頃が見頃です
有料席でも、行列の出発を観覧できる「京都御苑席」または終盤を観覧できる「平安神宮道」がおすすめです。
この2か所は道幅が狭くなっており行列が接近して通るため、より近くで衣装などを観覧することができます。
時代祭2016 有料席のチケット購入方法
有料観覧席のチケットは、2016年8月23日(火)より以下の方法で販売されています。
- インターネット
- コンビニ(ローソン・ミニストップ・セブンイレブン・サークルKサンクス・ファミリーマート)
- JTB
- 近畿日本ツーリスト
- 日本旅行
- 京都総合観光案内所
- 京都市河原町三条観光情報コーナー
料金は1席 あたり2050円(税込)です。
その他の観覧席選びの穴場スポット
どの場所も混雑が予想されますが、比較的穴場と言われる場所もいくつか存在するので紹介していきます。
京都御所の堺町御門付近(地下鉄・丸太町駅)
行列が始まる前の行在所祭を見ることができるので、時代祭の穴場スポットに加えておくと良いです。
三条大橋(地下鉄・三条京阪駅)
神宮通に入る直前付近は、毎年、比較的観覧客が少なめになっています。
京都市の美術館前(地下鉄・三条京阪)
観覧席選びの穴場にピッタリです。
御池通と河原町通が交差する京都市役所の交差点付近
場所が広いので、場合によっては最前列で観覧できることもあります。
鳥丸御池付近
このあたりで迂回するために行列が止まるので、他の穴場スポットよりもゆっくりと観覧できます。
終盤の編安神宮
こちらに近い場所は意外と空いており、道も狭いので縁石に座って観覧できます。
出発前の御苑
こちらも観覧の穴場スポットで衣装を着けて準備された行列が休んでいる姿が見られます。
一言断われば、写真を撮らせてもらえたり、衣装を間近でみることができます。
まとめ
日本の絵巻として、海外からの観光客にも大変人気な京都時代祭。
例年その混雑ぶりは大変なものなので、時代祭を観覧するために京都に行くなら、有料観覧席で観覧することをおすすめします。
しかし今回紹介したように、京都御所から平安神宮までの道のりの間には、穴場と思われるスポットもいくつかあります。
2時間以上におよぶ行列なので京都御所で見学して、地下鉄で移動しながら、平安神宮で見納めするのも良いですね。
当日は交通規制や渋滞が予想されるので、バスやタクシーでの移動は避ける方が良いでしょう。
行列の通過するポイントをチェックして、豪華な時代祭を存分に楽しんでくださいね。