
暑い季節が過ぎると、赤や黄色に彩られる紅葉の季節がやってきます。
とくに京都の紅葉は毎年大変な人気で、外国からの観光客も多く訪れるほどです。
混雑が予想されるため、タイミングばっちりの見ごろや穴場を押さえておきたいですよね。
そこで今回、京都の紅葉の見ごろはいつなのか、また地元民がおすすめするとっておきの穴場を5か所紹介します。
今年は早めに計画して、紅葉が絶景の京都へ足を運んでみませんか?
京都・紅葉の見ごろはいつ?
通年、京都の紅葉の見ごろは11月中旬から12月上旬です。
早いところは10月の下旬から紅葉がはじまり、11月の中旬にはどこも見ごろのベストシーズンが到来します。
11月の半ばすぎに訪れると、美しい紅葉を見逃すことはないでしょう。
神社の多い町である京都では、紅葉の季節になると夜でも境内を開け、神社の各所で紅葉の夜間拝観をさせてくれます。
ライトアップされた紅葉は心奪われる程美しいため、多くの観光客が京都の紅葉を見に足を運ぶのも納得です。
地元人が勧める京都の穴場スポット5選
数ある京都の紅葉のスポットの中で、地元民も絶賛する穴場のスポットを厳選して5か所紹介します。
醍醐寺
- 住所:京都市伏見区醍醐寺東大路町2-2
京都市内で最も大きい寺院の醍醐寺は、豊臣秀吉が花見の宴を催した「醍醐の花見」で有名ですが、紅葉も見逃すわけにはいきません。
醍醐山の山麓から頂上に広がる敷地内の紅葉は、地元民も絶賛する美しさ。
とくに、醍醐寺の池にかかる橋と真っ赤に紅葉した木々の葉のコラボレーションは、しばし足を止めて見入ってしまうほどの美しさです。
その他、醍醐寺は堤内が3か所にわかれており、その中でも下醍醐エリアは仁王門から続く「モミジのトンネル」が大変見事で、夜のライトアップの拝観もはずせません。
哲学の道
- 住所:銀閣寺・京都市左京区銀閣寺町2 / 若王子神社・京都市左京区若王子町2
左京区・銀閣寺から南禅寺方面の琵琶湖疏水にそって若王子神社までの小道。
とことこ散策しながら歩くこの「哲学の道」の紅葉は、地元民が絶賛するスポットにあげられます。
お堀を流れている疏水に映った紅葉はとても情緒があります。
「春は桜がきれい」と有名な哲学の道ですが、桜の花に劣らず秋の紅葉の中を歩くのも大変すばらしいと絶賛されています。
地元民いわく、人の少ない朝早くに金閣寺から若王子に続く道を紅葉の中、散策しながら歩くのは気持ちをリフレッシュするのに最適とのことです。
清水寺
- 住所:京都市東山区清水1丁目294
多くの観光客から支持される人気の高い清水寺は、地元民にとっても当たり前にその紅葉は絶賛される場所です。
穴場とは言い難く、もちろん混雑は覚悟の上ですが「清水の舞台から紅葉を見ずに秋は終わらない」と絶賛される場所です。
清水寺の正面である”赤門”とよばれる仁王門は、この時期、紅葉の色と門の朱色のコラボレーションが心に残る景色として知られています。
舞台の上からではなく、清水寺の階段の下から見上げる紅葉もおすすめです。
北野天満宮
- 住所:京都市上京区馬喰町
梅の花で有名な北野天満宮ですが、モミジも約250本あり、地元民からは紅葉を思う存分楽しめる場所としても人気です。
紙屋川沿いの紅葉に続き、そのあと見えてくる北野天満宮の赤い橋と赤く色づいた紅葉がマッチングした風景は目を見張ります。
早朝には舞妓さんの姿を見かけることもあり、紅葉だけでなく京都ならではの文化も感じさせてくれる穴場です。
夜はもちろんライトアップされて、紅葉とともに北野天満宮の誇る日本庭園や建造物を満喫できますよ。
光明寺
- 住所:京都府長岡市粟生西条ノ内26-1
京都府長岡にある光明寺の紅葉トンネルは、地元民も大絶賛するほどの紅葉の見どころです。
数百本からなる木々が紅葉する境内でも特に見どころは、「モミジ参道」とよばれる小道です。
参道は赤く色づいたモミジの絨毯に埋め尽くされ、頭上のモミジの赤い色の中に身を置くと体全部がモミジに埋もれているような心境にかられます。
その華やかな赤いトンネルが、地元民からは「なんともいえない幻想的な世界」と絶賛されています。
まとめ
京都の紅葉は日本の紅葉のなかでもひときわ美しいと賛美される場所です。
見ごろは、11月の中旬から12上旬にかけてピークを迎えます。
今回紹介したスポットは全国的にも知名度が高い場所も多く、タイミングによっては観光客ラッシュとなりますが紅葉の美しさは保証します。
この秋、京都の紅葉に癒される旅を計画している人は、紹介したおすすめのスポットを参考に京都・紅葉の旅を楽しんでください。