
いよいよ夏到来ということで、プールや海に行く機会が増えるに伴って、浮き輪を使用することも多いですよね。
ところが、浮き輪を使おうと思ったら張りがない、空気をいっぱい入れておいたのに抜けているような気がする…もしかして穴が開いているかも?
こんな時、浮き輪のどの部分に穴が開いているのか見つけるのに苦労します。
そこで今回、浮き輪に空いた穴の見つけ方と、簡単にできる修理の方法について調べました。
また、意外と大変な浮き輪の空気入れですが、楽な方法についても併せて紹介します。
目次
浮き輪に空いた穴の見つけ方
いくら空気をいっぱいに入れておいても、張りがなく膨らみが足りない気がする、そんな時ってありますよね。
どこかに穴が空いていて空気が漏れていることは分かるけど、空気が漏れる小さな穴を見つけるのは大変です…、なにか良い方法はないのでしょうか?
浮き輪の穴を探したい時は、まず浮き輪を膨らませ空気の入った状態にしてください。
次に石鹸(シャンプー・食器洗い洗剤・ボディーシャンプー・固形石鹸など)を用意し、適度に泡立てます。
大きな泡ではなく、極細かい・柔らかい泡状に泡立て浮き輪全体に塗ります。
穴が開いている場合はしばらくすると、その泡が漏れている空気でふつふつ動きだすので、そこが穴の空いている箇所です。
穴の見つけ方には石鹸を使うとすぐに見つけられますが、この時のポイントは、石鹸類の泡は柔らかい泡をたたせて使うことです。
石鹸がいいといっても、シャンプーなど液体のものをべったりと塗っても、空気が抜けている箇所は発見できませんので柔らかく泡立てた泡を使いましょう。
浮き輪の穴を修理して塞ぐ方法は?
浮き輪に穴が空いてしまった時の修理の方法ですが、以下の2つを用意すると簡単に修理できます。
- 軟質塩化ビニール
- 塩化ビニール用接着剤
軟質の塩化ビニールで穴の空いた部分をカバーして、塩化ビニール用接着剤でくっつけます。
穴を塞ぐ手順
- 浮き輪の表面に水気が残らないよう、しっかりとふき取る
- 用意したビニールを穴の開いている箇所より大きめに丸くカットし、穴を覆い塞ぐ
- 浮き輪とカットした軟質塩化ビニールを塩化ビニール用の接着剤でとめる
- 丸一日程使わずに、接着剤を乾燥させて完了!
ここで注意点としてはビニールは丸くカットすること。
浮き輪はドーナツ型をしていて側面が曲がっているため、貼りつけるビニールが四角いと角からはがれやすくなることがあります。
また、接着剤は必ず塩化ビニール用のものをご使用ください。
塩化ビニールは、
- 紫外線などの環境下のも耐えられる
- 耐水性に優れ、水を通さない
- 燃えにくい
- 電気を通さない
などの利点を兼ね備えているため、浮き輪の穴をふさぐのに最適なのです。
ほかの接着剤だと上手に浮き輪とビニールがつかず、結局空気が漏れてしまうことがあります。
最後に、浮き輪の修理でおすすめの商品も紹介しておきます。
軟質塩化ビニール
- カッティングシートタイプ
- 塩化ビニール製の軟質ビニールシート(テーブルクロスなどに使用するもの)
- 軟質のフィルムタイプ
軟質ビニール用の接着剤
- Scotch 塩化ビニール用強力接着剤
- セメダイン ビニール用接着剤
- ボンド ビニール接着剤
浮き輪に楽に空気を入れる方法3選!
浮き輪の空気の入れるってかなりの重労働ですよね。
でも、今から紹介する商品を使用すると比較的楽に膨らませることができますよ。
エアーポンプ
手動タイプの浮き輪の空気入れで自転車のタイヤの空気入れの浮き輪版。
効率よく空気を入れてくれます。
2Lのポンプタイプのものや、大きさが36cmくらいのハンドポンプも人気です。
足踏みポンプ
よく見かける、黄色いポンプにブルーのホースのノズルの付いているポンプ。
ノズルを浮き輪に差し込んで、手や足で、黄色のポンプ部分を押して空気を入れます。
ビニール袋&ストロー
オーソドックスなやり方では、大きさは70Lの大き目のビニール袋に空気をいれて、入り口を輪ゴムなどを用いてふさぎます。
ビニールの入り口にストローを差し込み、反対側のストローの先を浮き輪の空気入れに差し込みます。
あとは、ビニールを押して、空気を浮き輪に送り込みます。
このとき、ビニールを地べたにおいて、お尻をのせて、自分の体重をかけると簡単に空気を送りだせます。
最後に…
せっかく水遊びに行くのに、大切なアイテムの浮き輪が思うように膨らんでくれないのは残念ですね。
海やプールへのお出かけ前には、浮き輪の空気の入り具合をチェックしてお出かけください。
もし穴が空いていると感じたら、今回紹介した方法で穴が空いている箇所を見つけて穴をふさぎましょう。
穴を修繕したら楽な方法で浮き輪に空気を入れて出かけましょう。