
一般の家庭に冷蔵庫や洗濯機・電子レンジなど、電化製品はどのくらいあるでしょうか?
最近の電化製品はかなり性能が良くなっていて、もはや生活に欠かせないという人がほとんどでしょう。
しかし、同時に心配になるのが電化製品から出ている電磁波の影響です。
この電磁波が体に何らかの悪影響があるのではないかと、不安に感じている人も多いでしょう。
今回、電磁波による人体の悪影響とともに家電製品別の対策法についてまとめました。
電磁波による人体への影響は?
「電磁波が人体に悪い」とはよく聞くものの、具体的にどういう悪影響が出るのか意外と知られていない気がします。
そこで色々調べたところ、たくさんの怖い悪影響があることが分かりました。
電磁波による人体への悪影響として考えられるのが「小児白血病」です。
各国の専門家が協力して研究を進めていますが、アメリカで変電所近くに住んでいる人が次々と白血病を発症したという報告もあります。
さらに電磁波の影響によってガンや脳腫瘍の発症リスクが高まるとの話もあり、もし本当だと恐ろし過ぎます…
ただ、これらの病気自体、現代医学をもってしても根本的な原因は解明されていないので、すべて電磁波の影響とは言い切れません。
国も「電磁波で人体に悪影響が出る」と明言していますが、強力な電磁波を一日中浴びることが前提となっており、その場合も「体がピリピリする」「体温が上昇する」程度の症状です。
また、電磁波による悪影響の一つとして「電磁波過敏症」という病気も存在しますが、これも鼻づまりや吐き気・頭痛といった症状が中心です。
現時点で電磁波の人体への悪影響については、
”電磁波を浴び続けると人体に悪影響はあるが、症状は人により様々で一貫性はない”
と考えるのが妥当といえるでしょう。
電磁波はどう防ぐ?家電別対策法!
家電製品は普通に使うレベルなら「電磁波の影響はほぼない」と、いくら国からのお墨付きがあってもやっぱり気になるものです。
そこで、電磁波が特に強い身近な家電に的を絞り対策について紹介したいと思います。
パソコン
デスクトップ、ノートパソコン関係なしに、パソコンから発せられる電磁波はかなり強力です。
パソコンの強い電磁波を軽減する装置が発売されていますが、値段が少し張ることで手に入れるのは難しいと感じる人もいるでしょう。
なるべく費用をかけずにできる対策としては、
- パソコンから少し体を離す
- マウスやキーボードをコードレスから有線のものに変える
といったことが挙げられます。
ちょっとした対策で電磁波は軽減されるので、悪影響が心配な方は実践してみましょう。
テレビ
ブラウン管テレビは強力な電磁波が出る家電だったのですが、今は液晶が主流になっているのでまだマシです。
仮に強い電磁波を発しているブラウン管テレビを使用していても、画面からある程度の距離をとれば電磁波の影響は受けません。
ただ、テレビの画面側は電磁波の影響はほぼありませんが、意外にも裏側はかなり強い電磁波が出ています。
そう考えると、テレビの電磁波対策としては「テレビを壁側にレイアウトする」といったことが最も重要といえるでしょう。
携帯電話
携帯電話は、日本中ほとんどの人が欠かせないものとして毎日長時間使用していますよね。
携帯電話もかなり強い電磁波を発しており、中には「携帯電話は絶対に使うな!」と警告している書籍なんかもあるほどです。
しかし、今や携帯電話を使わずに生活するのはほぼ不可能に近いですよね?
携帯電話に関しては24時間365日ずっと耳にあてて通話しない限り、電磁波の悪影響を受けることはほぼないので過度に心配する必要なありません。
ただ、それでも気になるのであれば必要最低限の連絡の時にだけ使用するようにしましょう。
最後に…
電磁波は太陽の光の中にも存在しているので、完全に防ぐことは不可能といえます。
防ぐのが難しい電磁波と共存していくポイントとなるのは、「電磁波を遮断する」ではなく「電磁波に負けない体をつくる」ことです。
栄養バランスの摂れた食事や早寝早起きを心掛け、健康的な生活を送ることが最大の電磁波対策といえるかもしれませんね!