
雨の日が続くと部屋の中はジメジメして湿気がこもるのでとても憂鬱になりますよね。
下手をすればカビまで生えてくることもあり、早々に何とかした方がいいのは明白です。
気持ちよく過ごすために部屋の湿気取りは欠かせないものですが、なるべくならお金はかけたくないものです。
そこで今回、お金をかけずにできる効果抜群の部屋の湿気取りの方法についてまとめてみました。
部屋の湿気に悩んでいる部屋にお住まいの人は必見ですよ~
目次
1、湿気対策の基本は換気
部屋の湿気取りで、最も効果的でなおかつお金も全くかからない方法と言えば、換気でしょう。
方法も簡単で、単純に部屋の窓や扉を開けて空気の通りを良くすればいいだけです。
しかし、たかが換気といえどちょっとしたコツをつかめば効果的により除湿することができます。
効率よく換気する方法
換気をするには窓を開けることは言うまでもありませんが、実はそれだけでは湿気を取り除くことはできません。
新しい空気を部屋に取り入れるだけでは、新鮮な空気と古い空気が部屋に閉じ込もるだけで、余計に湿気が溜まってしまうからです。
窓を開けて換気をしたのなら、対角線上にある窓や扉も開けておき取り込んだ空気を外へ逃がすようにしましょう。
また、より効果的に湿気を取りたい場合は、扇風機やサーキュレーターを使って部屋全体に新鮮な空気を送り込むようにしましょう。
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雨の日の換気はどうすれば良いの?
換気は晴れの日ならばともかく、ジメジメした雨の日となるとどうして良いのか悩みますよね。
もし大雨洪水警報が出ていてバケツをひっくり返したような大雨であれば、窓を開けての換気は逆効果となるので控えるべきです。
ただ、パラパラとした小雨程度であれば少し窓を開け、1~2時間ほど換気しても問題ありません。
空気がちゃんと循環するように扇風機やサーキュレーターを使えば、雨でも部屋の湿気がマシになりますよ。
2、重曹で部屋の湿気取り
わざわざ除湿機を買わずとも、重曹を使って部屋の湿気取りは簡単にできます。
重曹と聞くと料理や掃除に便利なものですが、実は部屋の湿気取りにも抜群の効果があります。
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方法はビックリするほど簡単で、重曹を容器や空き瓶などに入れてフタをするだけです。
ただし密閉してしまうと意味がないので、キッチンペーパーや布を上に被せるようにフタをします。
しばらく経つと重曹は湿気を吸い込み固まるので、固まったら新しい重曹と交換し、古い重曹は掃除などに再利用します。
仮に、重曹が家になかったとしてもスーパーやドラッグストアなどに行けば100円~200円程の値段で手に入るので試してみて下さいね。
3、洗濯用粉末洗剤で湿気取り
洗濯用粉末洗剤のストックがあればフタを開けて、密閉している紙をはがさず針などで穴をあけて、湿気が気になるところに置きます。
すると、ほのかな洗剤の香りとともに湿気を吸い取ってくれるので、ジメジメに悩まされることもありません。
洗濯用洗剤は部屋の中でも、匂いがこもりがちな押し入れやクローゼットに使用するのがおすすめ。
洗剤は湿気を吸い取ると固くなりますが、そのまま洗剤として使うことは可能です。
4、お菓子の乾燥剤で除湿
お菓子や海苔などの乾物の商品には必ず封入されている乾燥剤。
こちらも部屋の湿気取りに使えるので、捨てずに湿気の気になるところへ置くようにしましょう。
乾燥剤は小さい物が多いので、
- ハンガーにテープで張り付ける
- 靴の中に入れるなど
といった部分的に除湿するのがおすすめです。
最後に…
お金がかからない湿気対策法としては他にも、石炭・新聞紙・段ボールを使う手があります。
ただ、部屋の湿気取りでこれらを使うとなると見た目的にNGですし、手に入れるのが難しいものもあります。
今回紹介した方法は部屋のインテリアを損ねず、費用がかからなかったり簡単に手に入るものばかりです。
ジメジメした空気と決別するためにも、是非実践してみて下さいね。