
一日の終わりのリラックスタイムはやっぱりお風呂ですよね。
日中の疲れを取るためにも、湯船にゆっくり浸かって癒されたいものです。
当たり前のように毎日入っているお風呂ですが、正しい入り方を知っている人は少ないかもしれません。
毎日のことなので、せっかくなら正しく入って疲れを癒したいですよね!
また、順番やマナーについても知っておいて損はないと思います。
今回、正しいお風呂の入り方についてまとめました。
目次
お風呂で得られるメリット
毎日何気なく入っているお風呂ですが、体や心に良い影響があります。
- 汚れが落ちやすい
- 心身ともにリラックスできる
- 静水圧によるマッサージ効果
- 温熱効果
※関連記事
湯船に浸かると驚きの効果が!シャワーで済ますより疲れが取れる?
嬉しい効果ばかりですが、正しくお風呂に入るにはどのような手順になるのでしょうか。
正しいお風呂の入り方って?
心身のリラックスに効果的な入浴方法をマスターして、健康を保ちましょう。
では、正しい入り方を紹介していきます。
食事後30分以上あけてから入浴
夕食後にお風呂に入るという家庭は多いかもしれませんね。
子供がいる場合も、食事で汚れるため終わらせてからお風呂できれいに洗うというところがほとんどでしょう。
食後は消化のために体中の血液が胃に集合する仕組みになっています。
消化の途中で入浴すると血液は体の表面に散ってしまい、消化不良を起こしてしまいます。
そうならないためには、最低でも食後30分間はあけてから入浴するようにします。
寒い冬はぬるめの温度に設定
寒い冬は熱めのお風呂に入ると体の芯から温まる気がしますよね。
しかし、熱い風呂よりもぬるめの風呂に15分ほど浸かる方が体を温める効果があります。
適温である40度設定で湯船にお湯をためましょう。
42度以上だと交感神経が優位に働き、興奮状態になり、リラックスできません。
一番風呂は避ける
一番風呂は気持ちがいいので得なイメージがありますよね。
誰でも一番風呂を希望しているものだと思われていますが、実は避けた方が良いのです。
まず、お湯の温度が入れたての熱々なのに対し、浴室は冷えている状態なのでその温度差が体に負担となります。
さらに、一番風呂の湯は不純物が少ないため肌に対して刺激が強いということも分かっています。
一番風呂に当たった時は、シャワーで浴室を温めておくこと、入浴剤を入れて肌への刺激を緩和することが大切です。
入浴時間に注意
大人と子供が同じ時間入浴するのは危険です。
子供はただでさえ体温が高く、また上がりやすいため長風呂してしまうと熱中症などになってしまう恐れがあります。
入浴前にコップ一杯の水を飲み、大人は15分、子供は5分程度で上がるようにしましょう。
順番やマナーについて
疑問に思っている人が多いと思われるのが、お風呂に入る時の順番。
先にかかり湯をして湯船に浸かるのか、全身を洗ってきれいにしてから浸かるのか、これも温泉など公衆浴場でのマナーにもかかわってくる問題ですよね。
正しいのはかかり湯をしてから湯船に浸かるという方法です。
シャワーでサッと流して湯船に浸かることで体の汚れが浮き上がってきます。
そこで全身きれいに洗い流すのが正解なのです。
これは公衆浴場でも同じですが、中には洗ってから浸かりましょうと注意喚起しているところもあるので、しっかり確認しましょう。
またタオルは雑菌が付いているので、湯船に付けないようにします。
意外に多いのが、髪をまとめない人。
肩より長い髪は、抜け毛やふけなどが湯船に落ちるため浸からないように結んだりシャワーキャップをかぶりましょう。
こういったマナーは、いざ公衆浴場に行った時にうっかりやってしまうこともあるため、自宅でも守っている方がいいと思います。
自分も含め、みんなが気持ちよく入浴できるよう、マナーを守ってお風呂タイムを楽しみましょう。
最後に…
意外に知らなかったお風呂の正しい入り方。
今回紹介した内容を、是非今日のお風呂タイムから実践してみてくださいね。
いつもよりリラックスできること間違いなしでしょう。