
家庭菜園の野菜だけでなく、スーパーで買った野菜にも付いてくる虫はホントに嫌ですよね。
虫が食べるくらい新鮮な野菜、なんて素直に思える人は少数派で、多くの人は何とかして取りたいと思っているはずです。
また、取りきれずに食べてしまった場合どうなるのか気になりますよね。
そこで今回、野菜についてきた虫の効果的な取り方や、食べてしまったらどうなるのかまとめました。
野菜に付いた虫
野菜を育てている人、もしくは育てたことがある人は、虫が付いてくることは当たり前だと思うかもしれません。
むしろ、虫が食べたいと思えるくらい新鮮で安全、質の良い野菜の証だと言うでしょう。
農薬を使って虫を駆除すると、野菜にも当然付着します。
そんな農薬付きの野菜よりも、虫も美味しく食べる健康な野菜の方がいいのは分かるのですが、やはり生理的に受け付けない人も多いと思います。
しかし、洗ってしまえば大丈夫と思っている人がほとんどかもしれません。
家庭菜園の野菜ならほぼ付いてくる虫。
スーパーで買った野菜にも付いてくるなら、どうにかして虫を取らないことには、野菜を食べることができません。
野菜についてきた虫の効果的な取り方について調べてみました。
野菜に付いた虫の取り方
さっそく取り方をみていきましょう。
水に浸ける
野菜は調理の前に水洗いしますよね。
ただ洗うだけでなく、しばらく浸けておくと虫が野菜から出ていくのだとか。
野菜がすっぽり入る深めの容器に水を入れ、葉野菜を逆さに入れて30分ほど放置すると、水に浸けられて苦しくなり虫が浮いてきます。
虫を捨てて、野菜を水洗いして完了。
お湯で洗う
野菜の湯洗いはメディアでも紹介されたことがあるのでご存知の方も多いかもしれません。
50度のお湯で洗うことで汚れが落ちることはもちろん、新鮮さを取り戻して美味しさもアップするのだとか。
48~52度のお湯で野菜を洗い、よく乾かしてから冷蔵庫で保存するかそのまま調理します。
43度以下の湯は雑菌が増えるそうなので気をつけましょう。
虫が取り除かれるだけでなく、野菜本来の美味しさがよみがえるだなんて魅力的だと思いませんか?
重曹を使用する
今やベーキングパウダーとしてのお菓子の材料だけではない重曹。
ナチュラル志向の人々の間で掃除に使用することでその用途の広さに注目されましたよね。
重曹は食用としても使用されるため、野菜を洗うのも安心です。
しかも洗浄力が高いため、農薬も落とすことができるのだとか。
水を張ったボウルに重曹をひとつまみ投入して30秒ほど放置した後、軽く洗い流して完了です。
使用するのは、必ず食用の重層を選んでくださいね。
このように、野菜に付いた虫を取る方法は、どれも簡単ですよね。
とくに、湯洗いは注目したいところでしょう。
野菜についてきた虫を食べてしまったら?
野菜に付いた虫、知らずに食べてしまったなら何も問題はありませんよね。
しかし、「虫を食べてしまった」と分かれば、それがどんな虫であっても気持ち悪くなります。
日本で野菜を食べる虫は、多くの場合無害だと言われています。
ただ加熱せずに生で食べた場合は、お腹を壊すことはあるかもしれません。
また、虫食いの部分から傷んでしまう可能性もあるため、やはり野菜を洗う時はしっかり虫を落とす必要があります。
まとめ
野菜は新鮮なものが良いという気持ちとは裏腹に、虫が付いているのはどうしても嫌なものです。
新鮮で安全なものを食べたければ、付いてきた虫は洗ってとってしまうしかありません。
今回紹介した虫の取り方は、効果的なものばかりなので、虫が気になっているという人には是非試してほしいと思います。
万が一、洗い方が不十分で虫つき野菜を食べてしまったとしても害はないと考えられますが、気持ち悪さは残ります。
付いた野菜しか食べていない虫なので、野菜を食べたことと同じだとあきらめて、次回からはきれいに洗うよう心がけましょう。