
指先の乾燥とケア不足が原因でできる「ひび割れ」。
見た目の痛々しく嫌なもので、きちんとケアしているのになかなか治らないということはありませんか?
主婦の仕事の天敵ともいえる指のひび割れは、できることなら少しでも早く治したいところ…
今回、指のひび割れが治らないと悩んでいる方に向け、ひび割れの治し方で即効性のある方法を紹介します。
目次
ひび割れが治らない原因は?
指のひび割れを治すには、その人にあったケアが必要です。
もし、「保湿してもなかなか治らない」「よくなった気がしても、すぐにぶり返す」なんて時は、あなたの日常生活そのものにも原因があるかもしれません。
以下に、ひび割れが治らない(治りにくい)原因についてまとめました。
栄養不足だと皮膚の修復はできない
ひび割れの修復に保湿は必須ですが、同じように栄養素も必要です。
栄養バランスはとれていますか?
以下のビタミンとミネラルは欠かさずとるようにしましょう。
- ビタミンA:皮膚の組織の回復を促す。緑黄色野菜に多く含まれている。
- ビタミンB2:不足すると乾燥、肌荒れが治らない。レバーに多く含まれている。
- ビタミンC:皮膚の代謝を助ける。果物ならアセロラ、赤黄ピーマンで効率的に摂れます。
- ビタミンE:血流を改善、老化を防止。アーモンドなら一緒にマグネシウムもとれます。
- レシチン:免疫力高める、ビタミンEの吸収を促進。主に大豆食品に多く含まれています。
指の血行が悪いとひび割れは治りにくい
栄養をしっかりとっても、血行が悪ければせっかくの栄養素が傷まで届きません。
痛みと相談して無理のない範囲で血行不良を改善していきましょう。
ちょうど手の水かきの位置にある“八邪”は手先の血行改善に効果的といわれています。
空いた時間で刺激してみましょう。
逆の手の親指と人差し指で挟むように刺激するのが刺激しやすいですね。
保湿は正しく行う
そもそもは皮膚の乾燥とケア不足が原因ですから、指のひび割れ部分を保湿していたわりましょう。
保湿の役割は、
- 余計な水分の蒸発を防ぐ
- 皮膚に潤いを与える
上記の2つです。
蒸発を防ぐのは油分、潤いを与えるのはセラミドや尿素です。
各メーカからたくさんの種類が出ていて迷ってしまいますが、お気に入りのクリームを見つけて毎日ケアしましょう。
さらにクリームをした後に手袋をはめておくのも効果的。
木綿の白手袋なら肌にも優しく、楽にケアできますし、値段も数百円程度なのでお財布にも優しいですよね。
ひび割れを治す即効性のある方法は?
毎日家事を行う主婦の方などは、ひび割れを治すにあたり即効性を求めますよね。
今から、即効で効果が期待できるひび割れの治し方を紹介します。
指をラップ巻きにする!
患部をラップでしっかりと包み外気にさらされないようにして徹底的に潤いをとじこめましょう!
人間が本来持っている自力で修復しようとする力を助けてあげるのです。
指先なら指サックや百円ショップなどにある使い捨てのビニール手袋でも十分です。
指サックやビニール手袋の上から、さらにもう一枚手袋をすると水や汚れから傷を守れるので治りもさらに早くなりますよ。
キネシオテープを使う!
今だけでも動かさなくてはいけないときは、ドラッグストアに売っている伸縮性のあるキネシオテープを使う方法もおすすめ!
水に強く粘着力もあるテープは非常に使いやすく、指に沿うように貼ると動きを妨げられることもありません。
はがすときは丁寧にはがしてくださいね。
ちなみに、瞬間接着剤を使用して傷口を接着するなどの行為は治りを遅くするだけなのでやめましょう。
最後に…
ちゃんと保湿ケアしてるのになかなか指にできたひび割れが治らないという人は多いです。
乾燥対策はもちろんですが、普段からの規則正しい生活と栄養バランスのとれた食生活を摂るようにして根本から治療していきたいですね。