
お正月になると、どこの家庭でもおせちを頂きますよね。
でも、なぜ「正月=おせち」なのか気になったことはありませんか?
また、縁起物でそれなりに値の張るおせち料理だけに、購入する際に失敗は許されません。
今回、正月におせちを食べる意味や由来について、またおせちを購入する際の正しい選び方についてまとめました。
目次
おせちを正月に食べる意味とは?
正月におせちは定番となっていますが、そもそもなぜこのような習慣ができたのかと聞かれると答えられる人は少ないかと思います。
まず、おせちの歴史について探ってみましょう!
おせちの由来は貴族文化だった?
3月のひな祭りにはちらし寿司、5月の端午の節句には柏餅と、季節行事に食べるものは大方決まってますよね。
これらの行事をひっくるめて「五節供(ごせっく)」と言い、元々は中国で伝えられていたものでした。
それが海を渡り日本へとやって来て、貴族の間でも季節行事を祝うようになりやがて民衆にも広がって行きます。
ただ、1月1日は五節供とは別格として扱われているため五節供の中に含まれていません。
しかし、1月1日は大変めでたい日ということで、祝うために豪華な節供料理が振舞われていました。
この料理が、後に「おせち」として日本に定着したのです。
おせちを正月に食べる意味は?
お正月になると初詣に赴き、今年1年平穏無事に過ごせるようにと神様に祈りますよね。
おせち料理も同じで縁起が良いとされる食材を詰め込んで、1年幸せに暮らせるようにという願いが込められています。
例えば、おせちに欠かせない黒豆には元気に働けるようにという意味があり、数の子には子孫繁栄の願いが込められています。
またおせちがお重になっているのも縁起物が重なっていることから、「良い事がたくさん訪れるように」という意味が込められているのです。
絶対に失敗したくない!おせちの選び方
ご家庭でおせちを作る方もいるかと思いますが、今はお店で購入している人も多いのではないでしょうか?
おせちは今年1年の健康を願う縁起物だけに、間違って変なものを選んでしまうと来るはずの幸運も来なくなりそうで怖いですよね。
さっそく、間違い無いおせちの選び方についてまとめました。
失敗しないためには「実績」を見ること!
実際に目にするのならまだしも、通販で注文となると届いてみない限りは良し悪しの判断できません。
カタログでは綺麗に見えていても、画像処理が施されまくっているので正確な判断はホントに難しいです。
そのため、カタログやウェブページの綺麗さよりもおせちを取り扱っている業者の過去の実績を見るようにします。
「おせちを作る業者名+おせち+口コミ(評判・感想)」といったキーワードでネット検索してみましょう。
過去の購入者の声からおせちを選ぶようにすればまず間違いは無いかと思います。
記憶に残っている方もいらっしゃるかと思いますが、数年前に”スカスカおせち”が話題になったことがありましたよね。
よくよく調べてみると取り扱っていた会社は、過去にも色々と不祥事を引き起こしていたのです。
おせちを選ぶ際には過去の実績を調べ、“クリーンな業者“で購入するようにしましょう!
どういう形で届くのかを必ず確認すること
通販で頼む場合、既に盛り付けている状態でくるのか個別包装という形で来るのかを必ず確認するようにしましょう。
また、おせちは“食品”なので、配送される際に冷蔵か冷蔵で来るのかも必ず確認して下さい。
どちらがベストなのかは一概には言い切れませんが、すぐ食べるなら「冷蔵」・しばらく置いておく予定なら「冷凍」がいいでしょう。
まとめ
去年は散々なことがあって嫌な思いをしてきたとしても、今年はきっと良い事があるはずです。
おせちには「今年1年幸せに過ごせるように」という願いが込められています。
願いを現実にするためにも、間違いの無いおせちを選び気持ちよく新年を過ごしたいものですね。