
現在、男性の平均身長は20代で約171センチと50年前に比べると5センチも高くなりました。
そんなこともあってか、男性のコンプレックスの第1位は「身長」とも言われています。
背の低い人からすれば、長身は望まないものの平均身長ぐらいは欲しいのではないでしょうか?
ただ、身長は成長期を過ぎたらもう伸びないと諦めている人も多いと思います。
今回、成長期を過ぎても短時間で身長を伸ばす方法について、まとめました。
目次
歪みを直して短時間で身長を伸ばす方法3つ!
身長を伸ばす方法は、見た目が良くなるだけでなく身体にとっても良い影響があります。
さっそく、今すぐできる方法を3つ紹介したいと思います。
背骨の歪み(猫背)を治す
立っている時や座っている時、常に背骨が伸びていることを意識するところから始めていきましょう。
もちろん、四六時中意識しなくても「なるべく意識しておく」くらいの感覚で大丈夫です。
そして、背骨は一本の棒状ではなく脊椎の集合体であることをイメージして、一つ一つの脊椎を上に重ねていく感覚で背骨を伸ばしましょう。
併せて、今から紹介するストレッチをすることで、さらに短期間で猫背の矯正ができます。
背骨を真っ直ぐにするストレッチ1
- 正座をして、息を吐きながら上体を後ろに倒していく
- 背中を床に付けた状態を1~3分キープする
背骨を真っ直ぐにするストレッチ2
- うつぶせに寝て、腕を横に開き力を抜く
- そのまま上体をそらし、顎を上げて首を伸ばす
- この状態のまま、付け根から曲がらないようゆっくりと足を上げる
※1、2の方法は体が柔らかくなっているお風呂上りや寝る前がおすすめです。
足の歪み(O脚・X脚)を直す
日本人は生活様式のために、9割の人が足の骨が歪んでいると言われています。
足の骨が歪んでいると、足本来の長さとは言えませんよね。
足のゆがみを短期間で治すためには、以下のようなストレッチが有効です。
足を真っ直ぐにするストレッチ1
- 直径10~20㎝くらいのボールを、膝の間に挟んで立つ
- そのままかかとを上下に上げ下げする
※10回を1セットとして3セットを1日に10回程行う
足を真っ直ぐにするストレッチ2
- 床に仰向けに寝る
- 片方の足を胸に引きつけるようにして膝を曲げる
- そのまま外側に倒して10秒キープ
- 元に戻し、内側に倒して10秒キープ
- 元に戻して足を伸ばし、反対側の足も2~4の動作を行う
※1回に3セット、1日に3回程行う
骨盤の歪みを直す
骨盤の歪みを直すことで内臓への圧迫もなくなり、代謝が良くなるので筋肉や骨の成長にも良い影響があります。
また骨盤の歪みがなくなることで姿勢が正され、猫背やO脚・X脚の改善にもつながります。
骨盤の歪みは簡単なストレッチで矯正することができます。
骨盤の歪みを直すストレッチ
- 床に座り両足を曲げて開き、足の裏を合わせる
- 腰を真っ直ぐにして、膝を床に付けるように手でゆっくりと押さえていく
- 元に戻して、かかとを付けたままで両膝を上下に10回動かす
※1~3を1セットとして、1日に1~3セット行う
一時的に身長を伸ばす方法とは?
今まで述べたストレッチは短期間で身長を伸ばすことができ、ある程度持続性がある方法です。
次は、デート当日や身体測定の日など、一時的にさらに身長を伸ばすことができる方法について紹介します。
高濃度酸素器に入る
高濃度酸素器に入ると圧力によって関節が縮むため、出た瞬間、圧力から解放されることによりバネのような反発が起き一時的ですが関節が伸びて背が高くなります。
ぶら下がる
重力で押し縮められた身長を元に戻します。
前屈してつま先タッチ
背骨の脊椎間を伸ばすことができます。
股関節・膝・足首など、関節のストレッチ
関節の軟骨部分を伸ばします。
これらの方法と併せて、底が厚い靴やシークレットブーツ、髪を立てたり帽子やマフラーを着用し、視線を上に向けさせるとことでさらに身長を伸ばすことができるでしょう。
最後に…
成長期を過ぎてから身長を伸ばしたい方は、カルシウムを摂ることに重点を置くよりもストレッチをして体の歪みを取る方が成果に繋がりやすいです。
“毎日ストレッチを行い、状況によって一時的に身長を伸ばすテクニックを使う”というように、短期的な方法と長期的な方法をうまく組み合わせて実践してくださいね。