
鼻がムズムズ、いつまで経っても止まらないくしゃみ…花粉症にかかるとホントに辛いですよね。
花粉症は春だけではなく秋でも起こる可能性があるので、もし秋にかかってしまうと1年の半分は花粉症に苦しめられることになります。
秋の花粉症は、一体いつまで症状が続くものなのでしょうか?
また、春の花粉症との違いであったり、かからないための対策が知りたいですよね。
今回、秋の花粉症についてまとめました。
秋の花粉症はいつまで続く?
秋の花粉症がいつまで続くのかは、花粉症を引き起こしている植物にかかっていると言っても過言ではありません。
原因となる植物は厄介なことに沢山ありますが、その中でも代表的なもので、多くの方が苦しめられる植物を紹介したいと思います。
花粉飛散時期も併せてまとめるので、いつまで続くは飛散時期を参考にして下さいね。
ヨモギ
秋の花粉症を引き起こす植物で、真っ先に思い浮かぶのがヨモギです。
ヨモギは草餅や天ぷらにして食べることもあるので日本人には馴染み深い植物ですが、大量の花粉を飛ばして様々な症状を引き起こします。
花粉飛散時期は7月~10月で、早い人であれば真夏の暑い日に症状が出ることもあり症状も他の植物と比べて強く出る傾向があります。
都会のど真ん中でもよく見かける植物なので、アレルギー体質の方は近づかないように注意しましょう。
ブタクサ
花粉症の症状自体は昔からありましたが、認識されるようになったのは昭和に入ってからのことです。
このきっかけとなった植物がブタクサであり、こちらもヨモギ同様に秋の花粉症を引き起こす代表的な植物とされています。
花粉飛散時期は8月~10月までとなっています。
ブタクサが原因で花粉症にかかっている方は、10月に入れば症状は比較的マシになってくるかと思います。
季節の変わり目である初秋に花粉が多く飛散するので、風邪をひかないように体調管理と併せて花粉症対策もおこないたいところですね。
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カナムグラ
ツル植物の仲間で、日本全国にある空き地や日当たりの良い場所等でよく見かけます。
ツルにはトゲがあり触ると危険ですし、カナムグラは繁殖力が非常に強いので過酷な環境でも生き抜くことができる生命力を携えています。
花粉飛散時期はブタクサと同じく8月~10月までとなりますが、カナムグラが原因の場合、他の植物よりも強い症状を引き起こす可能性があるので要注意です。
秋の花粉症の症状、春との違いについて
秋の花粉症の症状については、個人差があるので一概に言い切れませんが、基本的には春の花粉症の症状とそこまで大差はありません。
鼻水や目のかゆみ、くしゃみなどが現れます。
ただ、秋の花粉は春の花粉と比べると半分ぐらいの大きさになっており、そのためか、春の花粉症とは違う症状が出ることもあります。
例えば、春は鼻水が止まらなかったが秋は目が猛烈にかゆいといった感じです。
また、大量の花粉が喉に入り込んでしまうと、咳が止まらなくなったり喘息を引き起こす可能性もあります。
夏の終わりから秋にかけて花粉症の症状が出た場合、悪化しないうちに病院で看てもらうようにしましょう。
秋の花粉症を防ぐにはどう対策をすれば良いの?
最も手っ取り早い方法は外出を控えて家に引きこもることですが、秋の行楽シーズンに引きこもるのはもったいないですよね。
そんな方に朗報ですが、秋は春より花粉飛散量は多くなるものの花粉が遠くまで飛ぶことはありません。
つまり雑草が生い茂っている場所に極力近づかないようにすれば、ある程度までは悪化を防ぐことができるはずです。
それと併せて、
- マスク、メガネ、帽子の着用
- 帰宅後、玄関で服を払い花粉対策用のスプレーを衣類に吹きかける
といった春同様の花粉対策をしておけば問題ないでしょう。
まとめ
秋の花粉症はかかってしまうとホントに厄介ですが、病院で薬をもらい先ほど紹介した対策をおこなっていれば症状はある程度抑えることができます。
そして、10月を過ぎるころには症状も治まってくるかと思います。