
お口の臭いが気になるとき、眠いけど寝てはいけないときなどの必需品「ミンティア」。
バッグの中や机の引き出しにいつも入れてあり、一日に一箱は必ず食べているという人も多いようです。
そんな人気のあるミンティア、噛んで食べる人と舐めて食べる人がいるようですが、正しい食べ方はあるのでしょうか?
また、刺激が強いものも多いので、食べ過ぎるとどうなるのか気になりますよね。
今回、ミンティアの食べ方や食べ過ぎによる害についてまとめました。
目次
噛む?舐める?ミンティアの正しい食べ方は?
人によっても食べ方に違いがあり、また、同じ人でも時と場合によって違いがあるようです。
まず噛む派・舐める派、それぞれの言い分について紹介します。
噛む
- 口の中に広がる清涼感が噛んだときの方が強く、刺激的
- 噛む方が、素早く息がきれいになる
- ガムみたいに口の中に長時間入れておくのは、歯にとっても礼儀的にも良くない
舐める
- フルーツ系の味は、ゆっくり舐めて味を楽しみたい
- 舐めた方が、きれいな息が長く続く気がする
- 噛むと歯の表面が削れて歯に良くない
接客業などでは、いつもきれいな息でいないといけませんが、ミンティアを口の中に入れた状態でお客様の前に出るわけには行きません。
そのため、噛み砕いて素早く食べることを繰り返すようになります。
舐める派の人の中には、通勤や通学の満員電車でゆっくりとお気に入りの味を舐めて楽しみたいという意見が目立ちました。
どちらもごもっともな意見なので、食べ方の正解は「時と場合による」となるかと思います。
ミンティアを食べる時の状況や食べる味、その時の気分なんかで噛むか舐めるか決めるといいでしょう。
ミンティアを食べ過ぎるとどうなる?
夜、眠いけど寝てはいけない時など、ついどんどん食べてしまい1箱なくなってしまった経験がある人はいませんか?
食べてしまった後、1度にこんなに食べて大丈夫かな…と思っても遅いですが、メーカーのアサヒフードアンドヘルスケアによると、1日に2箱くらいまでは大丈夫とのことです。
ただ、たくさん食べることにより、以下のような症状が現れることがあります。
舌や口の中がいたくなる
メントールの刺激が強すぎて、舌や口の中がいたくなることがあります。
胃のむかつきや下痢
ミンティアに含まれている甘味料のひとつに、糖アルコールと呼ばれるもの(ソルビトールなど)があります。
これは、甘みがあるのに低カロリーということでシュガーレスガムやダイエット食品など、様々な食品に使われているものです。
この甘味料は消化管で吸収されにくい性質なので、1度にたくさん食べると、人によっては胃や腸に異常が現れることがあります。
その異常が、胃のむかつきや下痢になります。
てんかん発作、うつ、血糖値の異常など
ミンティアに含まれる甘味料のひとつである「アスパルテーム」は、カロリーゼロで甘味が砂糖の200倍というもので、ダイエット飲料などによく使われています。
アステルパームは気分障害など、脳の神経系の問題を引き起こす可能性があると指摘されています。
しかも依存性があるので、食べるのをやめることが難しくなり気分障害が悪化して、うつを引き起こす原因にもなるようです。
また、一度に大量に食べることでインシュリンが大量に出され、血糖値の異常にもつながります。
この他にも、アスパルテームの大量摂取は、目や耳の異常、腎機能の低下なども指摘されています。
まとめ
学生やサラリーマンの必需品ともいえるミンティアですが、本当に眠気を解消してくれたり、本当に息をきれいにしてくれたりするものではありません。
あくまで、一時的に効果を得ることができるものです。
またメントール配合の息をきれいにしてくれるミンティアも、一度で1~2粒食べれば十分効果があります。
食べ過ぎてしまわないよう、食べ過ぎの危険性もこの記事で理解して、容量を守って正しく食べるようにしましょうね!