
マロンスイーツに栗料理と想像するだけでお腹がグ~と鳴り、つい栗を多めに買ってしまう人も多いかと思います。
しかしいざ食べようと皮を剥こうとしたら、思っているよりも硬くなかなか剥けずにイライラしませんか?
また運良く硬い鬼皮を剥けたとしても、その中には渋皮が待っているので一筋縄ではいかきませんよね。
そこで今回、栗の鬼皮・渋皮別に簡単な皮むきの方法についてまとめました。
鬼皮(外皮)を剥く方法
とても硬い栗の鬼皮ですが、専用の栗剥き器があれば簡単に剥けます。
お値段はピンキリになるものの、もし超簡単・最速で皮むきしたいのであれば「栗の皮むき器」を購入するのがおすすめです。
しかし、「なるべくお金をかけたくない…」「家にあるものだけで簡単に皮むきしたい…」という方はもちろん多いと思います。
さっそく、専用道具に頼らない栗の鬼皮の攻略方法についてまとめていきます。
圧力鍋を使う方法
まず、後で鬼皮を剥きやすくするために、栗の頭部分に十字に切込みを入れてから圧力鍋に入れます。
そして鍋の中に栗が丁度浸るぐらいの量の水を入れて、圧力鍋をセットします。
圧が下がれば鍋から栗を取り出し、後は鬼皮を剥いていくだけです。
この方法であれば、硬い鬼皮だけでなく渋皮も一緒にスルっと剥けるため、これまでこの方法を知らなかった人は今までの苦労が嘘みたいに思える程です。
ちなみに剥いた栗は蒸している状態になっているので、そのまま食べても良いし料理にも使えます。
魚焼き網を使う方法
まず網で栗を焼くとポンポンと弾け飛んでしまうのでこれを防ぐために、栗の台座部分に1センチの切り込みを入れます。
そして切り込んだ部分を下にして網の真ん中部分に起き、最初に切り込んだ部分がクツクツしてきたら5~6分強火で焼きます。
栗の表面に焦げ目がほんのりついたら、後は熱を冷まして皮を剥くだけです。
パリパリ皮が取れるので、道具を使わなくても手だけで簡単に剥くことができますよ。
皮を剥く方法
栗の鬼皮が上手く剥けたとしても、まだ渋皮が残っています。
渋皮を剥くには鬼皮以上にコツがいるので、思っているよりも厄介ですが少し工夫するだけで簡単にスルっと剥けます。
そこで渋皮をスルっと剥く方法について紹介していきたいと思います。
電子レンジを使う方法
渋皮がどうしても剥けない時は、500Wの電子レンジで1~2分程温めてあげましょう。
すると渋皮は柔らかくなるので簡単に剥けるようになりますが、冷めてしまうと剥きにくくなるので注意が必要です。
また、熱いうちに皮むきすることになるので火傷にも注意しておきましょう。
フライパンを使う方法
電子レンジ以外には、渋皮に切込をいれてフライパンで炒めるという方法もあります。
フライパンで炒めると渋皮がパリパリになるので手で簡単に取ることが出来ますが、思い切ってそのまま食べるのもありです。
渋皮には栄養素がたっぷり含まれており、がん予防やお肌を綺麗にしてくれる効果があるので、抵抗がなければそのままパクっといっちゃいましょう!
塩水で茹でる方法
塩水が入った鍋の中に、外皮が剥けて渋皮がついている栗を入れて茹でていきます。
渋皮が白っぽくなったら火を止めて栗を取り出し、栗が触れるくらいになるまで冷やしていきます。
ただ、この方法も電子レンジ同様、冷やし過ぎると渋皮が剥きにくくなるので要注意です。
スプーンや包丁を使い削るように剥いていけば、するすると取れるようになりますよ。
最後に…
栗の鬼皮は包丁を使って剥く方法もありますが、器用さに自信が無い人にとっては至難の業に思えるかもしれません。
しかし栗を剥く前に30分程水に浸しておけば、簡単にスルスル剥けるようになります。
また、渋皮であれば硬い歯ブラシをゴシゴシこするという手もあります。
乱暴な方法のように思えるかもしれませんが、意外と綺麗な剥き栗が出来ると評判になっているので、試してみる価値はあると思います。
自分に合った栗の剥き方見つけて、栗を美味しく頂いて行きましょう!