
食べ放題の店に行く前、多くの方が「絶対に元を取ってやる!」と気合入れて臨んでいると思います。
しかし、いざ席に着いて料理を食べ始めると思った以上に箸が進まず、すぐに満腹になってしまったという経験はありませんか?
食べ放題で効率よく料理を食べて元を取るためには“原価率が高いもの”や“お腹にたまりにくいもの”を選んでいく必要があります。
そこで今回、食べ放題の攻略法について、料理のジャンル別にまとめました。
1 焼肉編
焼肉の食べ放題は店にもよりますが、3,000円から5,000円辺りが相場かと思います。
では仮に3,000円のコースを選んだとして、どれぐらいの肉を食べたら元が取れるのでしょうか。
実は、焼肉食べ放題の“肉そのもの”の原価はビックリする程安く、最低でも1人につき5人前を平らげない限りは元を取るのは難しいほどだと言われています。
しかし、肉の影に隠れて野菜の方は原価が高くなっています。
もし、焼肉で“肉を味わう”のではなく“元を取る”ことに重点を置くのであればですが、いつもの焼肉よりも野菜を多めにとるようにするとまだマシかもしれません。
また、「3000円コース」「5000円コース」といったようにコースが選べる食べ放題がある場合は元をとるチャンスです。
「5000円コース」にあって「3000円コース」にない肉や飲み物は、ズバリ原価率が高いです。
これは焼肉だけでなくすべての食べ放題にいえることですが、高い方のコースでのみ頼めるものを優先して多く食べることで、うまくいけば元を取ることも可能かもしれませんよ。
2 スイーツ編
色とりどりのスイーツが並べられている食べ放題は、甘いもの好きな人にとっては天国そのものです。
あれやこれやと皿に詰めて一度に多くのスイーツを楽しみたいところですが、元を取ろうと考えるのであれば皿に大量のスイーツを盛り付ける行動はNGです。
というのも、人間は食べ物を頂き味わう時、舌だけでなく鼻や視覚からも味わっています。
その証拠に食べられるかどうかも分からないような見た目の悪い料理を見ると、食欲が一気になくなりますよね。
反対に、盛り付けがキレイにできている美味しそうな料理を見ると一気に食欲が沸きませんか?
スイーツ食べ放題で元をしっかり取りたいのならば、盛り付け方にひと工夫加えてみましょう。
ポイントとなるのは、色と配置です。
たくさん食べたいと思うのであれば、食欲増進に効果のある赤や黄色のスイーツを選ぶようにします。
また、単にスイーツを並べるだけではなく、“いかに見た目良く盛り付けられるか“を意識するようにしましょう。
3 中華編
目の前に広がる肉まん・チャーハン・麺類の数々は、想像するだけでお腹が鳴りますよね。
しかしこれらは全て炭水化物なので、少し食べただけで満腹になってしまうので要注意です!
食べ放題の店に行ったのならば自分の好きなものを食べて頂くのが一番ですが、そこはぐっと我慢して先に野菜類から食べるようにしましょう。
特にキャベツや大根は消化を促してくれる働きがあるので、もし食べ放題メニューにこれらの食材が使われているのなら積極的に取るようにします。
前菜を食べて満腹対策をとってからメインディッシュにうつれば、消化も促進されていつもよりたくさん食べられるようになるはずです。
野菜は原価率が高いので、“食べ放題で元を取る”という今回の目的にも近づくことができるのも嬉しいポイントですね。
4 寿司編
寿司の食べ放題は、好きなネタやいつもは食べない少し変わったネタを思う存分食べられるということから年齢性別を問わず人気です。
そんな、寿司の食べ放題で元を取るための攻略法はたったひとつ、“どの寿司ネタを選ぶか”にかかっています。
回転寿司で原価の高いネタ一覧!お得に食べる方法についてで勧めているネタを中心に攻略していきましょう。
ただ、食べ放題で原価にこだわって決められた寿司を食べるのであれば、100円回転寿司で原価の高いネタばかり食べた方がいいと思いますが…
食べ放題の店に行く前に…
食べ放題で元を取るには、選ぶ料理のチョイスはもちろんですが、それと同じくらい大切なのが、
- 体調を整えておく
- ほどよくお腹を空かせておく
(※“ほどよく”というのが重要なポイントで、胃が空っぽの状態で食べ放題に挑むと胃がビックリして思ったより食べられなかったりすることがあります。)
- テンションをあげておく
といった、当たり前のことです。
せっかくの食べ放題なので、原価が高いものやお腹にたまりにくいものばかりを食べるのではなく、好きなものを食べて元を取りたいですよね。
そのために大切なのが“完璧なコンディション”なので、万全の態勢で臨むようにしましょう。