
本は読んだ方が良いと分かっていても、苦手と感じている人は多いと思います。
漫画ならば絵があるので読みやすく感じるかもしれませんが、文字ばかりの本は手にするだけで憂鬱な気分になってしまいますよね。
しかし、読書は脳を鍛える絶好のチャンスといわれているだけに、本を避けてばかりいると色々と損してしまいます。
そこで今回、読書することで脳が得られる嬉しい効果や、読書をより楽しむために最適な時間と場所についてもまとめてみました。
5分もあれば全部読めると思うので、是非参考にしてみて下さいね。
目次
読書をすると脳にどんな効果があるの?
読書をすれば脳が鍛えられるのは何となく分かるかと思いますが、どういう風に鍛えられるのかについてはあまり知られていない気がします。
では具体的にどのように脳が鍛えられ、どういった効果が期待できるのかこれからまとめていきたいと思います。
想像力が鍛えられる
本を読むとそこに書かれていることを想像しながら、読み進めていくかと思います。
場面が描かれている漫画とは違い、場面を想像しながら読み進めていく読書は想像力が鍛えられるため、物事を様々な角度から見て考えることができるようになります。
また情報処理能力も鍛えられるので、読書を続けることで何事も感情的にならずに冷静に判断することができるようにもなります。
また、情報処理能力が鍛えられると仕事上でも効率良く進められるようになります。
よく、「出世したければ本を読め」なんて言われるもこのためですね。
集中力が上がる
読書をすると本の世界に没頭し、周りの声も耳に入らず集中している方も多いですよね。
この時に脳の前頭葉部分が活発に働き鍛えられるので、集中力が身につくようになります。
コミュニケーション能力が上がる
人前で話すことが、苦手と感じる人は多いと思います。
大勢の前に出るだけで変に緊張してしまう原因のひとつとして、「人に何をどう伝えれば良いのか分からなくなる」といったことが挙げられます。
本には様々な事柄を様々な方法で表現されているので、人に何かを伝えたいと思った時に多くの本に書かれている様々な伝え方が役に立ちます。
1回本を読んだだけでは直ぐに効果は現れませんが、読書を積み重ねていけば脳が鍛えられ、自然と表現方法が身に付くようになるのです。
読書に最適な時間帯と理想の読書時間は?
結論から言うと、読書をする時間帯はいつでも構いません。
よく、寝る前に読書の時間を作ろうとしている人がいますが、“寝る前には本を読まなければならない”という変なプレッシャーを脳に与えることになるので逆効果です。
読書の時間帯は朝でも夜でもいつでもいいですし、読書にあてる時間も1時間でもたった10分だけでも構いません。
日々の生活の中で、空いた時間を自然と読書に充てられるようにしていきましょう。
例えば通勤電車の中で読んだり、昼の休憩中や夜寝つきが悪い時、朝少し時間が空いた時などですね。
好きな時間帯に好きなだけ本を読み、どっぷり本の世界に浸かりましょう。
読書に最適な場所ってあるの?
場所が悪く気が散ってしまうと、読書どころではありませんよね。
気が散らず読書に集中できる場所は人によって変わりますので、一概にここが良いとは言い切れませんが、最適な環境としては、
- 自室に篭って静かに読む
- カフェでコーヒーを飲みながらくつろいで読む
というのが多いのではないでしょうか。
ただ中には、
- トイレが読書に最適
- キッチンの隅に座って読むと集中できる
という人もいるので、ほんとに千差万別ですよね。
自分だけのとっておきのスペースを見つけて、読書に励みましょう。
ちなみに、通常の図書館と違って利用するのはお金が必要になりますが、私設図書館を利用するのもおすすめです。
コンビニみたいに全国各地どこでもあるという施設ではありませんが、私設図書館は落ち着いて本を読むことができる読書にうってつけの場所です。
飲み物を持ち込める所もあるので、じっくり本を読みたい時に是非訪れてみて下さい。
まとめ
本は脳に様々な効果をもたらしてくれるだけでなく、今まで知らなかった世界を私たちに体験させてくれます。
ネットが発達して世界各地の情報を知ることができるようになりましたが、本が見せてくれる世界はネットの比ではありません。
これまで本に触ろうとしなかった人でも、まずは1冊だけでも読んでみてはいかがでしょうか。