
夏休みに関西へ旅行の計画を立てている人も多いかと思います。
USJで映画の世界に浸ったり、京都で古都の風情を楽しんだり、関西には面白いところがたくさんあります。
しかし、実は関西には涼しく過ごせる避暑地が多く存在していることをご存知でしょうか?
今回、関西にあるおすすめの避暑地を一覧でまとめました。
王道の観光地もいいですが、それにプラスして今からおすすめする避暑地も訪れてみてくださいね。
目次
神秘の世界に浸れる場所 「高野山」
和歌山市から車で1時間30分、和歌山県伊都郡高野町にある霊峰・高野山。
8月の平均気温は22℃ととても涼しく、関西を代表する避暑地と言っても過言ではありません。
また2004年には世界遺産に登録され、外国人観光客の姿も多く見られるようになりました。
空気がとても澄んでおり神秘的な雰囲気が漂うので、いつもとは違う体験をしたいと思っているのであれば、高野山はオススメですよ。
広大な敷地を誇る兵庫の名所 「六甲山」
兵庫県・南東部にある六甲山は8月の平均気温は23℃と涼しく、避暑地に最適の場所です。
昔は霊山として崇められていたこともあり、多くの神社や寺が今でも残されています。
しかし、明治に入ると居留外国人の手によってリゾート地へと変わり、日本で初めてとなるゴルフ場などが次々とできました。
今の六甲山は日本と欧米の伝統が見事に融合されており、何とも言えない雰囲気を醸し出しています。
また、六甲山から見下ろす神戸の夜景は見事の一言で、もし訪れる事があれば絶対に見ておきたいところです。
六甲山は広大な敷地の中に観光スポットも多数あるため、朝から夜まで涼しく関西の観光を楽しむにはまさに最適なスポットといえるでしょう。
隠れた秘境 「天川村」
奈良県中央部である、奈良県吉野郡天川村に位置する、関西で夏に是非とも訪れたいおすすめの避暑地、天川村。
自然も多く残されており都会の喧騒を忘れさせてくれるところとなっていますが、中でも特に訪れたい場所は日本最長を誇る谷瀬の吊り橋です。
長さ294メートル・高さ54メートルあるゆらゆら揺れる吊り橋を渡るのは、気温とは別の意味でも涼しく感じるかと思います。
また、修験道の修行上として知られる大峯山寺もおすすめです。
事前に申し込めば修行体験ができ、中でも断崖絶壁から身を乗り出す修行はスリル満点です。
ただし、平成の世の中になった現代でも大峯山寺は女人禁制を貫いているので、修行体験は男性のみとなっています。
京都屈指の優雅に過ごせる避暑地 「貴船」
もし夏に京都を訪れるのであれば、川床を体験しなければ損です。
川床とは、水面上や河原などに作られた床で涼みながら料理やお酒を楽しめる場所のことを言います。
京都でも川床が楽しめるところは幾つかあるのですが、特におすすめしたいのが貴船です。
川床と言っても場所によってその形は様々で、貴船の場合は川のすぐ上に床を作って、その上で美味しいお料理を堪能することができます。
川床はどんなに蒸し暑い日でも涼しく感じられるので、避暑地として絶好の場所と言えるでしょう。
夏に京都に行く際は、川床巡りを企画してみるのもいいかもしれませんね。
心身ともに癒される意外な大阪の避暑地 「箕面の滝」
大阪と聞くとビルが立ち並び、忙しなく人の往来が激しいというイメージを持っている方も多いかと思います。
しかし、同じ大阪でもゆったりと過ごすことが避暑地として知られている場所はいくつかあります。
その中でもおすすめなのが今回紹介する「箕面の滝」で、大阪府箕面市内の箕面公園にあります。
周りが大自然に囲まれた箕面公園には見所が幾つもありますが、大阪府唯一の百選滝としても知られている「箕面の滝」は、非常に有名な避暑地として知られています。
水が流れ落ちる絶景を楽しむとともに、マイナスイオンをたっぷりと浴びて日ごろの疲れを癒しましょう。
また、折角足を運んだのならば、箕面名物「もみじの天ぷら」も是非お土産にどうぞ。
まとめ
関西の避暑地は今回紹介した以外にもたくさんあります。
例えば、スキー場として有名なハチ北高原、日本百名山に数えられている伊吹山、日本一の湖である琵琶湖周辺も涼しく夏場の観光におすすめです。
せっかく旅行や遠出するのであれば、避暑地で涼んで夏場の疲れを癒してみてはいかがでしょうか?