
学校によって時期は変わるかもしれませんが、新年度になれば家庭訪問がありますよね。
日頃、子供がお世話になっている先生に来てもらうので、ここは精一杯おもてなしをしたいところです。
しかし、先生が家に来るとなると、どんなお茶菓子を出しておもてなしをすれば良いのか悩みませんか?
これから一年お世話になる先生なので、絶対に粗相はできませんよね。
そこで今回、家庭訪問のマナーと人気のお茶菓子についてまとめてみました。
家庭訪問のマナー ~お茶菓子を出すタイミングは?~
先生が家庭訪問に来たら、席に案内し話を始める前にお茶とお茶菓子を準備しておきましょう。
ただし、家庭訪問は保護者の方が思っているよりも忙しく、1日に10軒以上回らなければならない時もあります。
ゆっくりと席に座り長く話す機会がない場合も多いので、お茶菓子は無理やり勧めるのではなく、先生のご意志に任せるようにするのが一番です。
また、最近の家庭訪問は部屋に入らず、玄関先で済ませる場合もあります。
その時は、帰り際に“お土産“のような感じでお茶菓子を出すようにしましょう。
そうすれば、先生も気を使ってその場で食べなくてもいいですし、お腹が空いた時に食べることができるので喜ばれると思いますよ。
家庭訪問に人気のお茶菓子の種類
家庭訪問の時に出すお菓子となると、普段子供が食べているようなスナック菓子やチョコレートを出すわけにはいかないので、どんなものが最適なのか悩みますよね。
そこで人気のお茶菓子をまとめたので、是非参考にしてみて下さい。
クッキー
クッキーは老若男女、誰でも喜ばれる定番のお茶菓子です。
更に個包装になっていて、持って帰っても荷物にならないクッキーならば完璧です。
中には手作りでという所もあるかもしれませんが、正直あまりおすすめはできません。
手作りは先生にとっては“ありがた迷惑”でしかないので、買い置きの物で十分です。
ケーキ
ケーキも家庭訪問に出す茶菓子として人気がありますよね。
ここぞとばかりに高級ケーキ店へ足を運び、イチ押しのケーキをと考えている人も多いかと思います。
しかし家庭訪問に回る度にケーキを出されると、先生のお腹は大変なことになってしまいますよね。
こちらもクッキーと同様、おなかがいっぱいの時はその場で食べなくても良いように、個包装でかさばらない物を選びましょう。
和菓子
饅頭などの和菓子は家庭訪問に限らず、お客様に出すお茶菓子の定番です。
熱いお茶と一緒に飲むとホっと一息つけるので、忙しい先生をおもてなすのに適しているかもしれません。
しかし先生が女性ならばまだしも、男性となると甘い物を苦手とする方も多いので、こちらもあまりおすすめはできません。
もし和菓子をと考えているのならば、事前にどういう方が担任の先生なのかを把握しておくようにしましょう。
以上が人気のお茶菓子の種類と出し方ですが、実は家庭訪問の際には、“お茶菓子を出さない”というおもてなしの仕方が先生から好かれるといった事実もあるようです。
「せっかく来ていただいたのに失礼ではないか!」と思う方もいるかもしれないですが、多くの先生方からするとお茶菓子は“ありがた迷惑“というのが本音です。
学校によってはお茶菓子を遠慮しているところもあるほどで、家庭訪問の注意事項に記載されている場合もあります。
家庭訪問に関しては、学校からの案内などが配布された場合、注意事項をよく読んでそれに従うのが最大のマナーと言えるでしょう。
まとめ
マナーは人に迷惑をかけず、快適に過ごすためにあります。
クラス全員の家を一軒一軒回るのは、想像するよりも重労働です。
ヘトヘトになっている先生をどうやって“おもてなし”するのかを考えれば、自ずとどういう対応をすれば良いのかは分かるはずです。
そして、家庭訪問の主役は家ではなく、あくまでも子供であることを忘れないで下さいね。