
栄養価が高く食べやすい、シリアルの一種である「グラノーラ」。
最近、メディアでも取り上げられて人気が急上昇中だけに、具体的な栄養素やカロリーについて知りたい人は多いと思います。
また、牛乳をかける以外の食べ方や「自家製グラノーラ」も注目されているので、その作り方についても調べてみましょう。
今回、グラノーラの栄養やカロリー、牛乳以外で美味しく食べる方法や自家製グラノーラの作り方についてまとめました。
目次
グラノーラの栄養やカロリーは?
グラノーラとは、オートミールや様々な種類のナッツにメイプルシロップなどを混ぜ、オーブンで焼いたシリアルの一種です。
さらにドライフルーツが入ったものもあり、健康志向な人たちの間で流行し話題になっています。
主に朝食用として食べられることが多いグラノーラですが、その食べやすさからおやつとしても人気です。
ここまで話題になった背景には、グラノーラの栄養価が非常に高いということが挙げられます。
さっそく、具体的な栄養分をみていきましょう。
まず、グラノーラの主成分はオートミールです。
オートミールには、食物繊維や鉄分、ビタミン・ミネラルなど多くの栄養素が含まれています。
オートミールの詳しい詳細については、オートミールはダイエットや離乳食に最適?美味しいレシピも紹介にまとめたのでよかったらご覧ください。
そして、オートミール以外に多く含まれるナッツやドライフルーツには、カリウムやビタミンCやビタミンEが豊富に含まれています。
このような成分は、摂取するとどのような嬉しい効果があるのか紹介していきます。
便秘解消
食物繊維によって便秘に効果がありますが、食べ過ぎると逆に便秘になってしまいます。
食べる量は1日50~60gにしましょう。
貧血予防
鉄分を多く含まれていることから、貧血が予防されます。
美肌効果
抗酸化作用のあるビタミンCなどにより、お肌をきれいに保ちます。
むくみ防止
カリウムにより、むくみが軽減されます。
ダイエット
砂糖が含まれているため食べ過ぎはよくないですが、上記のように便秘解消、むくみ防止効果や腹持ちの良さからダイエット中の食事にしても効果的です。
このように、グラノーラはダイエットにも効果的だということが分かりましたが、カロリーはどのくらいなのでしょうか。
これは、種類にもよっても変わってくるのですが、100gでおよそ450~500キロカロリー程です。
決して低くはない数字ですが、豊富な栄養分は見逃せませんよね。
栄養価が高いけれど、カロリーもそれなりに高いので食べ過ぎにだけ注意するようにしましょう。
グラノーラの食べ方、作り方について
グラノーラは牛乳をかけて食べるのが一般的ですが、その他の食べ方について調べました。
ヨーグルトに混ぜる
プレーンヨーグルトはそのままだと食べづらいですが、グラノーラをプラスすると砂糖やドライフルーツの甘みが加わって美味しく食べられます。
スープに入れる
市販のコーンスープなどに混ぜて飲んでみましょう。
とろみのあるスープとカリカリの触感であるグラノーラが美味しくマッチします。
豆乳をかける
牛乳を豆乳に変えただけですが、豆乳にはイソフラボンという女性ホルモンに似た働きをする成分が入っています。
また、オリゴ糖も含まれるため便秘予防にもなります。
次に、グラノーラをより美味しく食べるため、自家製グラノーラの作り方を紹介します。
簡単!自家製グラノーラ
準備するもの
- オートミール 200g
- シナモンパウダー 少々
- 塩 少々
- オイル(オリーブオイルやサラダ油など) 大さじ1
- 甘味料(ハチミツやメープルシロップなど) 60~70ml
- お好みのナッツ 適量
- ドライフルーツ 数種類
作り方
※下準備として、ナッツ類やドライフルーツは粗めに刻んでおき、オーブンは160度に予熱しておいてください。
- ボウルにオートミール、シナモンパウダー、塩、ナッツ、ドライフルーツを入れて混ぜ合わせる
- オイルと甘味料は別容器に混ぜる
- 1と2をよく混ぜ合わせて、クッキングシートを敷いた天板に薄めに広げる
- 途中で数回全体を混ぜながら、オーブンで20~30分焼く
- 香ばしい香りがして、全体的にカリッとしたら完成
- しっかり冷ましてから密封容器に入れて保存
オーブンの焼き時間は目安ですので、様子を見ながら調整してください。
自分で作ると、甘味料などを調節して市販品よりもカロリーを低めにできるので、ダイエット中の女性は自家製グラノーラの方がいいかもしれませんね。
グラノーラが気になった方は、まず市販品を購入し朝食に試してみてはいかがでしょうか。
自家製グラノーラにチャレンジしたい方は、是非レシピを参考にしていただければと思います。