
太陽の匂いのするタオルで、顔を拭いたときのあの心地良さは、
何とも言えない良い気分になりますよね。
反対に、部屋干しの洗濯物は生乾きのような臭いが
気になることがよくあります。
部屋干しすると発生する、あの嫌な臭いの原因はいったい何なのでしょうか。
また、部屋干しで嫌な臭いを発生させたいための
対策についても知りたいですよね。
今回、部屋干しで発生する臭いの原因と、その対策についてまとめました。
目次
部屋干しで発生する悪臭の原因は?
洗濯物は、日光に当てて殺菌してもらいながら乾かすに
越したことはありません。
しかし、外に干したくても色々な事情で
部屋干しをしなくてはならない事も多いかと思います。
部屋干しした後、衣類から嫌な臭いが発生するのは、
「雑菌」が原因です。
しっかりと洗った洗濯物でも、繊維の中には雑菌が残っています。
そして、濡れた洗濯物を高温多湿の室内で干すことで、
さらに雑菌が増えてしまい、結果、嫌な臭いが発生してしまうのです。
臭いの素「雑菌」を抑える方法
匂いの原因は、雑菌であると分かったので、次に洗濯物の雑菌が
増えるのを抑える方法についてまとめます。
・洗濯機の容量を守る
洗浄力の低下を防ぐため、洗濯物の入れ過ぎはもちろん厳禁です。
少ないに越したことはありませんが、
多くても洗濯物の容量は8分目までにしてください。
・洗濯槽を清潔に保つ
しっかり洗っても、洗濯機が汚れていては
雑菌の住処になってしまいます。
3か月に一度くらいは掃除を行い、
常に洗濯槽も清潔な状態で保っておきましょう。
・脱水時間を30秒~1分程度に設定する
長めに設定にすることで、乾燥の時間を短縮するのが目的です。
・衣類と衣類の間隔を空け、風通しを良くする
洗濯物を密集させて乾かすと、渇きが悪くなり臭いが発生します。
また、乾きやすいものと乾きにくいものを引っ付けて乾かすと、
洗濯物すべてが乾くまでに余計に時間がかかってしまいます。
洗濯物は、種類ごとに握りこぶし一つ分ほどの距離を確保して
乾かすようにしてください。
・扇風機、除湿器を活用する
部屋干しの臭い対策として、扇風機や除湿器を使い、
洗濯物を早く乾かすのはとても有効です。
また、くしゃくしゃと丸めた新聞紙を、洗濯物を干した下に置くことで、
新聞紙が湿気を吸ってくれます。
なるべく広い範囲に置くとより効果がありますので、
エコな対策としてこちらを利用するのもおすすめです。
・酢を使う
すすぎの時に大さじ2~3杯程度の酢を入れることで、
雑菌の繁殖を抑えてくれます。
酢の匂いが洗濯物に付いてしまいそうな気もしますが、
匂いは乾いた時には消えているので安心です。
また、洗濯漕を清潔に保つことにも関連しますが、
洗濯漕洗浄の時に専用の洗浄剤を使わなくても酢で代用出来ます。
積極的に酢を利用することで、エコで環境にも優しく、
またコストダウンも出来るので一石二鳥ですね。
・風呂の残り湯は使用しない
残り湯を使うのはエコですが、残り湯は雑菌が多く、
洗濯時に使用すると衣類に雑菌が移り易いです。
臭いの対策をするのであればできるだけ残り湯は避けましょう。
・お湯で洗濯する
臭いの原因の一つである汚れをキレイに落としたいのであれば、
お湯で洗濯するのはおすすめです。
ただ、洗濯機によっては熱湯を入れると
壊れてしまうものもあるので、ぬるま湯くらいにしておきましょう。
また、洗濯の前に50℃以上の熱湯に洗濯物を
30分ほど浸けておくと、雑菌はほぼ消滅するので
悪臭を防ぐことが出来ます。
付けておいたお湯をさらに洗濯に使い、
節約しながら臭いの対策も同時に行いましょう。
・浴室で干す
浴室には窓や換気扇が付いているので、
早く乾かすのに効果的です。
浴槽で干す場合は、干す30分前から
換気扇を回しておくようにしましょう。
以上で、悪臭対策のまとめを終わります。
上で述べた方法を組み合わせて使用することで、
より効果的に臭いを防止することが出来ます。
清潔な衣類で毎日快適に過ごすためにも、
ぜひ積極的に色々な対策を試してみて下さいね。