
トイレトレーニングは子供にとって初めての試練かもしれません。
また親にとっても、育児の中でも大きい壁のひとつに感じられることでしょう。
いつまでもオムツをしているわけにはいかないとは分かっているものの、いつからトイレトレーニングを始めたらいいのか悩む人は多いと思います。
また、行き詰ることも多いので便利なグッズがあれば助かりますよね。
今回、トイレトレーニングを始める時期とおすすめグッズについてまとめました。
目次
トイレトレーニングはいつから始める?
トイレトレーニングとはオムツを卒業するため、トイレが自分一人でできるように練習をすることです。
いずれはオムツを脱いで、トイレで用を足さなければならない時が来ます。
では、その時期とはいつなのでしょうか。
周りで同じ時期に生まれた子供がオムツを卒業したと聞くと、焦ってしまうママもいるかもしれませんが、こればかりはトレーニングを始めてすぐできるものではありません。
トイレで用を足すようになる時期も個人差があるため、周りと比べても仕方がないと言えるでしょう。
ただ、分かってはいても焦る気持ちは止められないものだと思います。
トイレトレーニングを始める時期にはいくつかのサインがありますのでみていきましょう。
1、立って歩くことができるか
当然のことですが、トイレには行かなければなりません。
ですので、自分で歩いて行けるようになってから始めるのが良いでしょう。
2、言葉が分かり、自分の感覚を伝えることができる
ママやパパが言っていることをある程度理解でき、「お腹が空いた」など感覚を伝えることができれば、コミュニケーションがとれているということです。
つまり「トイレに行きたい」という意思を伝えられるのでスムーズに始められます。
3、おしっこが2~3時間の間隔になる
膀胱が未発達だとおしっこを溜めておけないので、頻回になり大変です。
2~3時間溜めておけるくらいに発達してきたら始め時といえるでしょう。
排泄の記録をつけるようにし、オムツを変えてから2時間後におしっこサインがあるか確認するようにするとよく分かります。
以上3つがトイレトレーニングを始める際のサインですが、このサインも個人差があるので周りの意見に惑わされず、自分で子供の成長に目を向けてあげましょう。
一般的に見て、トイレトレーニングを始めている時期は1歳半~2歳半の間が多いようですね。
ちなみに、トイレトレーニング開始の季節は、いつもより増える洗濯物が乾きやすく、パンツが濡れても冷えにくいといった理由から春や夏の暖かい時期がおすすめです。
トレーニングを始めてからは、オムツが外れるまで3ヶ月以上かかる人が圧倒的に多いです。
この結果を見ると、何度失敗しても長い目で見ることが大切ということが分かりますね。
ママやパパが焦ると子供に伝わり、トイレそのものがストレスに感じるようになってしまいます。
できるだけイライラしないようにゆったりとした気持ちで臨みましょう。
トイレトレーニングにおすすめのグッズ
トイレトレーニングには、あると便利なグッズが多数あるので、紹介しておきます。
トイレに関する絵本
生まれた時からオムツに排泄してきた子供からすると、トイレって何?という感じだと思います。
トイレで排泄することの疑問などは、絵本なら理解しやすいですね。
「ノンタン おしっこしーしー」「トイレですっきり」「ひとりでうんちできるかな」などがおすすめです。
おまる
トイレトレーニングといえばおまるは必須かもしれません。
最近では洋式トイレに対応して、跨ぐタイプより座るタイプが人気です。
また、おまる自体は100均でも取り扱いがあるなど種類は豊富です。
補助便座
そのままの便座だと大きすぎて落ちてしまうため、小さい便座を上に載せて排泄させます。
場合によってはおまるを飛ばして補助便座からスタートする人もいるようですね。
子供に合ったやり方が一番なので、おまるとしても補助便座としても使用できるセットのものが人気のようです。
トレーニングパンツ
普通のパンツと違い、3層、4層、6層など何層にもなっているためおしっこが漏れにくいのがトレーニングパンツです。
オムツと違って濡れたことが分かるのでトレーニングに適しています。
布タイプの他に、使い捨てできる紙タイプのトレーニングパンツもあります。
防水シート
ベッドや布団に敷いておくと漏らした時でも安心です。
このような備えが失敗したときのイライラを軽減してくれるためおすすめです。
以上、トイレトレーニングの際にあると便利なグッズについてのまとめを終わります。
トイレトレーニングを始める前に、絵本で「トイレとは何か」を教えておくとスムーズかもしれませんね。
親と子の初めての試練でもあるトイレトレーニング。
昨日できたことが今日できないなどということは当たり前です。
一進一退と思って、なるべく叱らず広い心で進めていきましょう。