
口寂しい時や口臭予防のエチケットなどで、普段からガムを噛む方は多いと思います。
なんとなく噛んでいるガムですが、実は口臭予防以外にも、小顔効果や、脳が活性化して集中力が高まる効果など、嬉しい効果がたくさんあるのはご存知でしょうか?
今回、ガムを噛む事で得られるたくさんの嬉しい効果についてまとめました。
ガムの食べ過ぎは糖分の過剰摂取になるので良くないですが、適量の範囲内で考えてチェックしていただければと思います。
目次
ガムを噛むと得られる嬉しい効果
最近、「味が長持ちする」「虫歯予防になる」など、様々なタイプのガムが増えてきました。
そんなこともあり、味を楽しんだりエチケット目的でガムを噛む方が増えてきていますが、ガムを噛むという行為は、様々な良い効果をもたらしてくれます。
早速、その効果についてまとめたのでチェックして下さい。
美容効果
ガムを噛んで顔の筋肉を動かすことにより、表情筋が鍛えられ、小顔、二重あご、ほうれい線の防止、たるみ改善に効果があります。
ホワイトニング効果
噛むことによって出てくる唾液には自浄作用があります。
そのため唾液を多く分泌させることは、歯を白くするホワイトニング効果や虫歯の予防にも効果が期待できるのです。
便秘改善効果
キシリトールガムに含まれる糖類は大腸で分解されるため、腸を刺激してお通じへとつながります。
ただし、キシリトールガムの注意書きにもありますが、一度に多量に食べるとお腹がゆるくなってしまうので注意してくださいね。
詳しくは、キシリトールガムの食べ過ぎは危険?虫歯予防の効果はホント?でまとめています。
若返り効果
唾液の中には、「パチロン」という唾液ホルモンが含まれています。
パチロンは女性ホルモンを活性化させる効果があり、肌にハリをもたらします。
他にもパチロンには歯や毛髪、生殖器の維持効果もあるそうです。
ダイエット効果
唾液は消化酵素の一つです。
ガムを噛んで唾液を沢山出すことで、胃腸の働きを良くし、カロリー消費の助けとなります。
また、噛むことで満腹中枢を刺激し、食べたい気持ちを抑える効果もあります。
ガムを噛めば噛むほど脳が活性化される?
メジャーリーガーなどが試合中にガムを噛んでいる光景を、テレビでよく見かけると思いますが、実はこの行動には理由があります。
人は「噛む」という動作を行うことで脳の働きが活性化されます。
この事実は、生理学的にも証明されていて、スポーツ選手はガムを噛むことにより脳の覚醒を促し、集中力を高めたり、瞬発力を高めているのです。
しかも、その効果は噛めば噛むほど上がるのだとか。
口と悩とは深い繋がりがあり、様々な情報のやり取りがされています。
口に入れた瞬間から認識が始まり、噛むために関節や筋肉を動かし、味、硬さなどの様々な情報が脳へ送られ、刺激を受けて脳は活性化していくのです。
眠気覚ましのガムなどもコンビニなどでよく見られますが、これもガムを噛むことで脳を活性化させ、車の運転などの集中力高めていたのですね。
最近では脳の活性化効果に注目し、高齢者の認知症回復を目的として、ガムを噛むことが治療として行われている病院もあります。
噛むという動作で脳への血流量は20%~40%も増量するため、運動能力や記憶力が高まり、認知症の回復にも効果がみられるのです。
ガムを噛むときの注意点
多くの人は癖や虫歯などが原因で、同じ側の歯でばかり物を噛んでしまう「噛み癖」があります。
これは、ガムを噛む時だけに限ったことではありませんが、噛み癖は顔のゆがみ発生の原因の一つとして考えられています。
そのため、意識していつも噛んでいる方と逆の歯で物を噛むようにするだけで、顔のゆがみが解消される可能性があります。
虫歯などで、どうしても片側でしか物を噛めない場合以外は、左右均等に噛む癖をつけるようにしましょうね。
まとめ
今までのまとめからも分かるように、ガムを噛むことで得られる効果はとてもたくさんあります。
よく喋り、よく笑う人が元気な理由も、噛むことで得られる効果と同様の効果を、知らず知らずのうちに得ているからなのです。
普段、人と喋ったり、笑ったりすることが少ない人は、健康のためにガムを噛む習慣を積極的に生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。