
屋台で食べる焼きそばって、何でこんなにも美味しいのでしょうか?
家で作る焼きそばがマズイとは言いませんが、屋台と比べると正に雲泥の差です。
どう作れば家庭でも屋台の焼きそばみたいに美味しくできるのか、そのレシピを知りたい人は多いと思います。
また、安上がりレシピとしても知られている焼きそばですが、屋台の焼きそばの原価はいくらなのかも気になりますよね。
今回、屋台で食べる焼きそばが美味しい理由とそのレシピ、そして気になる原価についてまとめました。
目次
屋台で食べる焼きそばが美味しい理由は?
家で作る焼きそばと屋台で食べる焼きそばは、ほぼ同じ材料と方法で作っているはずなのに、味は全然違いますよね。
ここまで差が開くのには、2つの理由が考えられます。
鉄板で焼きそばを作っているから
鉄板で焼きそばを作ると、火力が強いため余計な水分をすべて蒸発させてなくすことができます。
その結果、ソースが麺によく染み込んだ美味しい焼きそばができ上がります。
それなら家庭でも、鉄板に似ているホットプレートで焼けば良いじゃないかと思うかもしれません。
しかし、ホットプレートでは焼きそばに必要な“温度“を得ることができないので、屋台の焼きそばのようにはいきません。
またフライパンで作る際も、一般家庭のコンロでは温度が低いため、水分があまり蒸発せずに溜まってしまい、ビチャビチャな焼きそばになってしまいます。
屋台の焼きそばの美味しさの秘密は、“鉄板”にあったというわけです。
五感を刺激しているから
人間が物を食べて「美味しい」と感じるそもそもの理由は、視覚・味覚・触覚・嗅覚・聴覚の五感にあります。
これら五感のうち1つでも欠けてしまうと、人間はたちまち味が分からなくなってしまうそうです。
屋台で食べるとなると、作っているところを直接見ることもあるでしょう。
視覚で作っているところを見て、嗅覚でその匂いを嗅いで、聴覚で焼きそばの焼ける音を聞く。
そんな中、味覚と触覚で焼きそばを味わえば、美味しいと思うのは当然のことと言えるでしょう。
屋台の焼きそばのレシピ
先ほど述べた理由から、屋台の焼きそばとまったく同じものを作ることは難しいといえますが、作り方次第ではいくらでも近づけることはできます。
さっそく、家庭でもできる屋台のやきそばのレシピについて紹介したいと思います。
とても簡単に作ることができるので、是非試してみてください。
屋台風焼きそば
材料(3人前)
- 焼きそばの麺(ソース付き) 3人前入り 1袋
- 野菜 お好みの種類を適量
- 豚バラ肉 130g
作り方
- 焼きそばの麺が入っている袋に穴を開けて、レンジで温める。
- レンジで温めている間に豚バラ肉をある程度炒め、その後に麺を入れてさらに炒めます。
- ソースを加えた後に野菜を加え、しばらく炒めて完成。
麺に絡ませる水は野菜から出ている水分で充分なので、入れる必要はありません。
野菜を炒めすぎると水分が余分に出てしまうので、注意しましょう。
美味しく食べる作るポイントは、最大火力で素早く炒めることと、野菜の水分をいかに麺にしみ込ませないように作るかです。
気になる屋台の焼きそばの原価は?
屋台の焼きそばの原価は、1人前で約160円です。
多くの屋台は400円~500円で売っていると思うので、原価のことを考えると、少しぼったくりじゃないかと思うかもしれません。
しかし、160円というのは材料費のみの値段になります。
焼きそばを入れるパッケージや輪ゴム・割り箸、また屋台の設営費なども含めると160円では到底収まるものではありません。
ネットでは「屋台の焼きそばはボッタくり!」と書かれていることも多いですが、諸経費のことを考えるとギリギリの所でふんばっていると言えると思います。
まとめ
屋台で焼きそばを食べるとなると、祭りで賑やかな時に気の合う仲間と一緒にというのが多いかと思います。
楽しい雰囲気の中で仲間と同じ物を食べると、より一層美味しく感じられますよね。
焼きそばの材料費はとても安いので、ご家庭で屋台の焼きそばを再現して、ちょっとしたお祭り気分を味わってみてはいかがでしょうか。