
夏の野菜であるズッキーニは、見た目がキュウリに似ていますが、触感はキュウリとは別物で独特の美味しさがあります。
シンプルな味わいだけに、含まれている栄養分が少ないというイメージを持つ人はいるかもしれません。
しかし、このズッキーニの栄養成分や美容・健康に関する効能は素晴らしいです。
今回、ズッキー二の栄養成分や効能を調べるとともに、美味しい食べ方も一緒に紹介していきたいと思います。
普段、あまりズッキーニを好んで食べないという方も、これを機に好きになってしまうかもしれないですよ。
目次
ズッキーニの効能や栄養は?
ズッキーニは見た目からキュウリの一種と思われがちですが、実はかぼちゃの一種です。
そんなズッキーニの効能と栄養成分について紹介したいと思います。
カリウム
ズッキーニにはカリウムが大変豊富に含まれています。
特に女性は生理前になると浮腫みがひどくなりますし、立ち仕事をする方はいつでも浮腫みに対して悩みを抱えている方が多いと思います。
カリウムには、体内に取り入れた余計な塩分(ナトリウム)の排泄を促す役割があります。
浮腫みを気にする方は積極的に取り入れたい成分でしょう。
ビタミンC
女性のお肌にとって必要不可欠な栄養素といっても過言ではないビタミンC。
こちらはズッキーニにも豊富に含まれているので、肌の露出が多くなる夏に食べるとより効能を得ることができます。
ビタミンCはコラーゲンと一緒に摂ることで、お肌のターンオーバーを効率良くしてくれます。
そのため、アンチエイジングなど気にする方にも嬉しい野菜といえるでしょう。
ビタミンB群
ビタミンB群は肌や体の健康維持にはもちろん、心や脳の健康維持に役立つ成分です。
最近、何だか心が疲れていると感じた時はビタミンB群を摂取がおすすめです。
抗鬱にも効果的ですし、身体の循環も良くしてくれるので肥満予防にも良いと言われています。
ベータカロテン
ベータカロテンは体内で吸収されると、ビタミンAへと変わります。
ビタミンAの主な効能は皮膚の健康維持です。
また、成長の促進をしてくれる効果も期待できるので、育ち盛りのお子さんには特に食べさせてあげたい成分とも言えるでしょう。
ズッキーニの美味しい食べ方
ズッキーニの効能と栄養が分かったところで、次は食べ方についてです。
ズッキーニは食べたいけれど、どのように調理すればいいのか悩む人もいるかと思いますので、さっそく美味しい食べ方について紹介していきます。
ラタトゥイユ
材料(4人前)
- ズッキーニ 1本
- たまねぎ大 1個
- ピーマン 2個
- パプリカ 1個
- マッシュルーム 適量
- なす 1個
- ベーコン 4枚
- トマト缶 1缶
- 塩コショウ 適量
- コンソメ 大さじ1
- オリーブオイル 適量
- にんにく 2かけ(みじん切り)
作り方
- 野菜はすべて1センチの角切りにする
- 鍋にオリーブオイルを熱し、にんにくを入れて香りが出た1の野菜を炒める
- ほどよく炒めたら、コンソメとトマト缶を入れ煮込む
- 塩コショウで味を調えたら完成
ラタトゥイュはフランスのブルターニュ地方の野菜煮込み料理です。
とてもシンプルな調理法で、栄養満点なので料理初心者の方にもおすすめです。
ズッキーニグラタン
材料(4人前)
- ズッキーニ 1本
- ベーコン 4枚
- たまねぎ 1個
- オリーブオイル 適量
- ホワイトソース缶 1缶
- とろけるチーズ 100g
- 乾燥パセリ 適量
作り方
- ズッキーニは1センチ幅の輪切り、玉ねぎは5ミリ幅、ベーコンは食べやすい大きさに切る
- 鍋にオリーブオイルを熱し、1の具をしっかり炒める
- ホワイトソース缶を入れてしばらく煮込む
- 耐熱皿に入れ、上にチーズと乾燥パセリを載せてトースターにて焼き目をつけ完成
夏野菜カレー
王道料理である野菜カレーのアレンジです。
カレーの作り方はご家庭によって異なると思いますが、いつもの具材にプラスしてズッキーニやトマト、なす等の夏野菜を入れると季節感が出てさらに美味しく食べることができます。
隠し味に、はちみつやリンゴを使うことでより深みが増しますよ。
以上で、ズッキーニの食べ方についてのまとめを終わります。
ズッキーニは夏が旬の食べ物なので、暑さで疲れが溜まった時には、積極的にズッキーニを食べて身体の中から健康になりましょう。