
気候が温かくなると、蚊やゴキブリなど、嫌な虫たちも活動を開始します。
毎年、何かしらの対策を行うものの、結局は殺虫剤や市販の虫除け対策グッズに頼っているという人は多いのではないでしょうか?
ただ、強力な虫除け剤などは、子供やペットがいる家庭では安全面に不安があると思います。
できれば、安心・安全に嫌な虫を防ぐことができた方がいいですよね。
今回、身近にあるものを使用して虫除けを行う方法についてまとめたいと思います。
虫除けに効くもの一覧
蚊取り線香や虫除けスプレーなどを購入して虫除け対策をしている方は多いと思いますが、実は身近にあるものでも十分虫除けに効くものは存在しています。
さっそく、虫除けに効くものを一覧で紹介していきたいと思います。
うちわ・扇子・扇風機
小さな虫や蚊・コバエは風に弱いので、首振りの扇風機を回しておけば寄って来ることができません。
比較的小さな虫にしか効きませんが、即効性のある虫除け対策です。
ハーブ
一言にハーブといえど、その種類は多数あるので、種類別に使い方を紹介します。
1、ペパーミント
ミント系は虫が嫌がるハーブです。
積んできたペパーミントを良く洗い切り刻んでから、熱湯に1週間ほど浸けておき、ミントに成分が染み出た液体をスプレーボトルに入れて散布しましょう。
2、ローズマリー
香りが強いローズマリーを虫除けとして使う場合は、煮出してからスプレーボトルに入れて散布します。
3、カレンソウ(ローズゼラニウム)
カレンソウは、積んできてそのまま置いておくだけでも虫除けに効果があります。
4、カモミール
カモミールはエッセンシャルオイルに混ぜて使えば、虫に刺されて痒いところに直接塗っても効果があります。
5、タンジー
タンジーは摘み取ったものを束にして吊るし、乾燥させます。
その後、ほぐして容器やネット等に入れて玄関や窓際などに置いておくと効果を発揮します。
アロマオイル
特に蚊やコバエ除けに効果的なのがアロマオイルで、即効性も期待できます。
生ゴミの周辺に発生するコバエには、アロマオイルを数滴たらしたアロマランプを焚くだけでも撃退できます。
レモン、ユーカリやラベンダー、シトロネラなどのアロマオイルのにおいを虫は特に嫌います。
エアーサロンパス
エアーサロンパスには持続性はありませんが、即効性があるため虫除けに効果的です。
ただし、ブヨなどの比較的大き目の虫にもよく効くエアーサロンパスですが、蚊に対しては効き目がありませんのでご注意ください。
レモンなど、柑橘類
レモンを筆頭に、ミカンなどの柑橘類の皮のにおいが虫は大嫌いなので、タンスやクローゼットの中に置いておくだけでも効果があります。
また、みかんの皮を乾燥させて燃やすと、天然の蚊取り線香として使うこともできます。
夏場、ゴキブリが気になる場合は、寝る前に排水溝にレモン汁を垂らしておくといいでしょう。
レモン汁は、わざわざ絞って作らなくても、料理の際使うもので代用できるので便利です。
白い服を着る
とても単純な方法ですが、日中に白い服を着ておくだけで蚊の対策になります。
こちらは、白い服・黒い服を着た人どちらが多く蚊に刺されるかという実験の結果からも効果が分かっています。
ちなみに、黒い服の人は白い服の倍近く蚊に刺されてしまうという結果になっています。
夏場に外で作業をする際には白い服を着たうえで、さらに虫除け対策を行うようにしましょう。
鉢植え
おすすめなのは、ヨーロッパでも虫除けとして使用され効果が証明されているゼラニウムで、玄関や窓際に置くだけで効果があります。
花がキレイですし、香りもさわやかなのでインテリアを兼ねて使用できるのが魅力ですね。
以上で、虫除けの一覧を終わります。
市販の虫除け剤は、目に見えて効果が見られたという声はあまり聞かないですし、自分で使ってみてもイマイチ効果が分からないこともよくあると思います。
それよりも、植物や自然の力、つまり虫の嫌うにおいで虫除けを行う方が安心・安全ですし、もしかすると効果が得られるかもしれません。
今回、たくさんの虫除け対策を紹介したので、身近にあるものを使い色々と試していただければ幸いです。