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八十八夜の意味と恒例の行事って何?茶摘みとも関係があるの?

八十八夜

 

日本には古くから伝えられてきた色々な行事が毎月ありますが、「八十八夜」というのを知ってますか?

 

よく知られているのは、「夏も近づく八十八夜~♪」という文部省唱歌『茶摘み』ですよね。

 

そんな八十八夜ですが、一体どういう意味なのか、また恒例の行事などはあるのか気になります。

 

そして、「茶摘み」の歌の歌詞にもあるように、茶摘みとの関係も気になるところです。

 

今回、八十八夜の意味や期間中に行われる行事、茶摘みの関係についてまとめました。

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八十八夜の意味、行われる行事は?

「八十八夜」と聞くと似た感じの「十五夜」があるため、月に関係のあることなのかと思ってしまう人もいるかもしれません。

 

「十五夜」は“新月から15日目の満月”をさすのですが、「八十八夜」にはどういう意味があるのでしょうか。

 

まず、「八十八夜」は季節を知らせる雑節のひとつです。

 

雑節とは“季節の変わり目が分かるようにする暦日”のことで、日々の生活と密接な関係があります。

 

農作業の目安ともされ、「節分」や「彼岸」などと同じように八十八夜も雑節となります。

 

昔は立春が暦の基準になっていたことから、立春を基準とした様々な決まり事や節目があります。

 

八十八夜は立春を1日目と数えて88日目のことを言い、毎年5月2日くらいが該当日なのですが、立春の日付によって多少はズレがあるようです。

 

八十八夜は立夏の直前にあるということで、気候も安定してくる時期とされています。

 

それまでは、突然の遅霜のせいで農作物が被害を受けることも多かったですが、八十八夜を過ぎると霜の被害もほぼなくなることから「八十八夜の別れ霜」とも言われています。

 

ただ、急な気温の降下により霜の被害に遭うことを警戒する「八十八夜の忘れ霜」という言葉もあるため、“自然は何が起こるかわからないので油断するなよ”と昔から言い伝えられてきたのでしょうね。

 

また、様々な農作業の目安にされているのは、「八十八」という文字を組み合わせると「米」という字になることも理由のひとつです。

 

例えば、種まきや植え替えなどの作業が始まる日とされるため、八十八夜は農作業が一気に忙しくなります。

 

さらに、「八十八」は末広がりがとても縁起の良い数字のため、八十八夜のすぐ後にある立夏との関係で”夏支度を始める吉日”という意味もあるようです。

 

八十八夜には、夏用のラグに変える、夏用のスリッパを出す、日傘や帽子などを出すなど何かひとつでも夏支度をしてみるのもいいかもしれません。

 

 

以上で八十八夜の意味や行われる行事についてのまとめを終わります。

 

「八十八夜」という意味の多くは、農作業との関わりを示しているようですが、夏支度を始めると縁起が良いという意味まであるとは驚きですね。

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八十八夜と茶摘みの関係について

「八十八夜」と聞くと、やはり思い浮かぶのは文部省唱歌の『茶摘み』です。

 

「八十八夜」「茶摘み」という歌詞からも、この2つの関係性が強くなっていますよね。

 

実際に、何か関係はあるのか調べてみると、「八十八夜」は茶摘みを行う時期の目安ということから唱歌の歌詞に反映されたわけです。

 

八十八夜はちょうど新芽の摘み頃と言われていますが、実際には茶摘みの時期は産地によって変わってきます。

 

茶摘みの時期は、九州から北上して行くため「八十八夜」の頃は関西あたりが該当するようです。

 

また、「八十八夜」に摘んだお茶を飲むと長生きするとも言われています。

 

“八十八は末広がりで縁起が良い、吉日である”という部分からきているのでしょうね。

 

さらに、八十八夜の新芽には豊富な成分が最も含まれているとも言われています。

 

 

茶摘みの時期になると、絣(かすり)にたすき掛けの衣装に身を包んだ茶摘み姿をテレビで見ますが、今や季節の風物詩となっていますよね。

 

お茶も縁起も古き文化を大切にする日本人には欠かせないものです。

 

八十八夜に摘んだお茶を飲んでげんを担ぎ、また夏への気持ちを高めたいですね。

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